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J-GLOBAL ID：201502241054570950   整理番号：15A0424500

結合共振器構造による二波長面発光とテラヘルツ波発光素子

Two-Color Surface Emission Based on Coupled Cavity Structure for a Terahertz Light Source

著者 (5件)： 原山千穂 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 フロンティア研究セ) ,  LU Xiangmeng (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 フロンティア研究セ) ,  熊谷直人 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 フロンティア研究セ) ,  北田貴弘 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 フロンティア研究セ) ,  井須俊郎 (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部 フロンティア研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 431(OPE2014 152-201)  ページ： 245-250  発行年： 2015年01月22日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 結合共振器構造による二波長の垂直面型発光レーザを簡便に室温動作可能なテラヘルツ波発光素子として提案している。この構造では,2つの共振器層を分布ブラッグ反射(DBR)多層膜により結合することで,任意のテラヘルツ帯の光学周波数差を持つ2つの共振器モードを実現することができる。このようなテラヘルツ波発光素子では,一方の共振器層は電流注入で赤外領域の二波長発振を行なうための活性層とし,もう一方の共振器層は2つのモード光を基本波とする差周波発生をもたらす二次光学非線形媒質を用いる必要がある。本報告では,多層膜構造の設計,作製技術について述べ,作製した結合共振器の光励起による発光特性と,電流注入による発光特性について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *半導体素子 ,  *固体素子 ,  光共振器 ,  Bragg反射 ,  注入 ,  非線形媒質 ,  多層膜 ,  光ポンピング ,  特性
準シソーラス用語： *テラヘルツ波素子 ,  結合共振器 ,  光励起 ,  電流注入 ,  *発光素子 ,  発光特性

分類 (2件)： 発光素子  (NC03082G) ,  13-15族化合物を含む半導体-半導体接合  (BM03082Y)

引用文献 (13件)：

• T. Kitada, F. Tanaka, T. Takahashi, K. Morita, and T. Isu, Appl. Phys. Lett. vol.95, no.11, pp.111106-111106-3, September 2009.
• F. Tanaka, T. Takahashi, K. Morita, T. Kitada, and T. Isu, Jpn. J. Appl. Phys. vol.49, no.4S, pp.04DG01-04DG01-3, April 2010.
• K. Morita, F. Tanaka, T. Takahashi, T. Kitada, and T. Isu, Appl. Phys. Express vol.3, no.7, pp.072801-072801-3, July 2010.
• F. Tanaka, T. Takimoto, K. Morita, T. Kitada, and T. Isu, Jpn. J. Appl. Phys. vol.50, no.4S, 04DG03-04DG03-4 April 2011.
• K. Morita, S. Katoh, T. Takimoto, F. Tanaka, Y. Nakagawa, S. Saito, T. Kitada, and T. Isu, Appl. Phys. Express vol.4, no.10, pp.102102-102102-3, September 2011.

タイトルに関連する用語 (5件)： 結合共振器 ,  波長 ,  面発光 ,  テラヘルツ波 ,  発光素子