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J-GLOBAL ID：201502242729326669   整理番号：15A0596883

フェニル変性天然ゴムの調製と特性

Preparation and properties of phenyl-modified natural rubber

著者 (7件)： KAWAHARA Seiichi (Dep. of Materials Sci. and Technol., Nagaoka Univ. of Technol., 1603-1, Kamitomioka-cho, Nagaoka, Niigata, 940-2188, JPN) ,  SHIOYAMA Shintaro ,  NUORN Choothong ,  FUKUHARA Lina ,  ISHII Hiroyuki ,  YAMAMOTO Yoshimasa ,  TAKENAKA Katsuhiko
資料名： Polymers for Advanced Technologies  (Polymers for Advanced Technologies)
巻： 26  号： 6  ページ： 546-554  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W0503A  ISSN： 1042-7147  CODEN： PADTE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二段反応でフェニル変性天然ゴムを調製した。一段目は,天然ゴムをジクロロメタン溶液中でN-ブロモスクシンイミドにより臭素化した。N-ブロモスクシンイミドの量により,臭素含量を制御した。二段目は,該臭素化天然ゴムを,パラジウム触媒存在下,フェニルボロン酸とSuzuki-Miyaura交差カップリング反応させ,臭素原子をフェニル基と置換した。得られた生成物を1H-NMRとC13NMRでキャラクタリゼーションした。1H-NMRの7ppm近辺のスペクトルはフェニルプロトンに帰属し,それを基に温和な条件での交差カップリング反応の転化率を推定したところ,70mol%以上であった。フェニル基含量は,天然ゴムの損失正接とガラス転移点の両方に影響を及ぼし,ガラス転移点を-62°Cから-30°Cに上昇させた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *天然ゴム ,  化学修飾 ,  *フェニル化 ,  臭素化 ,  *Suzuki反応 ,  陽子磁気共鳴 ,  炭素13NMR ,  転化率 ,  損失正接 ,  ガラス転移点 ,  COSY ,  脂肪族カルボン酸 ,  ハロゲノアミン ,  酸イミド ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： 1H-NMR ,  C13NMR

分類 (2件)： ゴム  (YH07020M) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (2件)： N-ブロモスクシンイミド ,  フェニルボロン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： フェニル ,  変性 ,  天然ゴム ,  調製