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J-GLOBAL ID：201502244532926527   整理番号：15A0622729

加熱加工食品におけるアクリルアミド検出のための迅速法:総説

Rapid methods for detecting acrylamide in thermally processed foods: A review

著者 (5件)： HU Qinqin (Coll. of Biosystems Engineering and Food Sci., Zhejiang Univ., Hangzhou 310058, CHN) ,  XU Xiahong (Key Lab for Pesticide Residue Detection, Ministry of Agriculture, Inst. of Quality and Standards for Agricultural ...) ,  FU Yingchun (Coll. of Biosystems Engineering and Food Sci., Zhejiang Univ., Hangzhou 310058, CHN) ,  LI Yanbin (Coll. of Biosystems Engineering and Food Sci., Zhejiang Univ., Hangzhou 310058, CHN) ,  LI Yanbin (Dep. of Biological & Agricultural Engineering, Univ. of Arkansas, Fayetteville, AR 72701, USA)
資料名： Food Control  (Food Control)
巻： 56  ページ： 135-146  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： W0246A  ISSN： 0956-7135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経毒素で潜在的な発癌物質であるアクリルアミドはポテトチップ,ビスケット及びコーヒーなどのいろいろな加熱した加工食品に含まれている。標準的な検出方法であるLC-MS/MS及びGC-MSは感度,選択性及び再現性は高いが,高価な分析機器や熟練した技術者が必要で,試験コストが高く,食品中のアクリルアミドをリアルタイム,オンラインで分析するというニーズを満たすことができない。従ってコンピュータビジョン,ELISA,電気化学バイオセンシング及び蛍光バイオセンシングなどの簡便性や持ち運び易さのある迅速検出法が注目されつつある。迅速検出法に関してここに示す既報は同様な感受性,選択性を有するが,アクリルアミド親和性のナノ材料やバイオ分子利用により,標準法に比べて時間とコストは小さくて済む。これらの改良でアクリルアミドをリアルタイム,オンラインで分析できる可能性が示された。本報告は迅速,標準法と比較して食品におけるアクリルアミド検出のための迅速法について包括的な概説を行なうとともに将来研究に対する示唆も行なった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *調理 ,  *迅速分析 ,  *食品検査 ,  *食品分析 ,  食品成分 ,  神経毒 ,  発癌物質 ,  コンピュータビジョン ,  ELISA ,  電気化学 ,  バイオセンサ ,  蛍光 ,  ナノ材料 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： バイオセンシング ,  *加工食品 ,  食品加熱 ,  発癌性物質

分類 (5件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  食品衛生一般  (FJ01051H) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品の加熱  (FJ03030I)

物質索引 (1件)： アクリルアミド

タイトルに関連する用語 (3件)： 加工食品 ,  アクリルアミド ,  総説