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J-GLOBAL ID:201502247532434941   整理番号:15A0261244

エアロゾル光学特性の検索のための雲高計較正

Ceilometer calibration for retrieval of aerosol optical properties
著者 (10件):
資料名:
巻: 153  ページ: 49-56  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: H0072A  ISSN: 0022-4073  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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雲高計は,雲基底高さを検出するために広く使用されている耐久性のある小型の後方散乱ライダである。それらはエアロゾルの測定にも有効である。著者らは,モンゴルの供給源領域でダストを観察するための雲高計(CL51)を紹介した。後方散乱ライダでエアロゾルプロファイルを検索するためには,エアロゾルフリー高さでの分子後方散乱信号あるいはライダの系定数が必要である。雲高計の系定数は製造業者によって較正されるにもかかわらず,エアロゾル検索に対しては必ずしも十分に正確ではない。著者らは,雲高計をモンゴルのDalanzadgadに移動させる前に,日本の筑波で二重波長Mie散乱ライダを用いて,CL51雲高計に対して,測定された減衰後方散乱係数に対する真の減衰後方散乱係数の比として定義し,補正係数を測定した。雲高計とライダ後方散乱係数との間の差を最小化することによって決定した補正係数は,おおよそ1.2±0.1であった。CL51信号にこの補正を適用し,エアロゾル光学的深さ(AOD)は,筑波での観測期間(2013年2月13~17日)における空放射計AODの結果と良く一致した(平均二乗誤差9×10<sup>-3</sup>)。しかしながら,雲高計のDalanzadgadへの移動後,(筑波で決定した補正係数で較正した)CL51で観測したAODは,AErosol RObotic NETwork (AERONET)太陽光度計AODのおよそ60%であった。より低いAOD結果の可能な原因は下記のとおりであった。1)吸光度積分の制約された範囲(<3km),2)雲高計輸送中あるいはモンゴルでの窓汚染での補正係数の変化。どちらのケースでも二重波長ライダによる現場較正が必要であった。代替法として,AODが1.5よりも大きい場合には,吸光度係数の検索に対して後方反転法が有効であることを示した。この検索法は系定数および分子後方散乱信号を必要とせず,東アジアにおける深刻なダストおよび空気汚染エアロゾルケースに適用できた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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放射,大気光学 
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