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J-GLOBAL ID：201502249740999289   整理番号：15A0334126

Auの集電プローブを用いた単粒子測定によるLi(Ni,Co,Mn)O₂正極活物質の電気化学的特性評価

Evaluation of Electrochemical Properties of Li(Ni,Co,Mn)O₂ Positive Active Materials by Single Particle Technique Using an Au Current Collecting Probe

著者 (7件)： 池田祐一 (GSユアサ) ,  田尾洋平 (GSユアサ) ,  山田悠登 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科) ,  棟方裕一 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科) ,  稲益徳雄 (GSユアサ) ,  吉田浩明 (GSユアサ) ,  金村聖志 (首都大学東京 大学院都市環境科学研究科)
資料名： GS Yuasa Technical Report (Web)  (GS Yuasa Technical Report (Web))
巻： 11  号： 2  ページ： 10-16 (WEB ONLY)  発行年： 2014年12月26日 
JST資料番号： U0007B  ISSN： 1349-7618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粒径が10μm以下のLi(Ni,Co,Mn)正極活物質(NCM)を用いたリチウムイオン電池を試作して充放電サイクル試験を行い,試験前後のNCM粒子を取り出してそれらの粒子の電気化学的特性を評価した。PtまたはAuの集電プローブを試験極としてサイクリックボルタンメトリーを実施した。充放電サイクル試験後にNCM二次粒子の放電レート性能が低下する原因としてNCM二次粒子の電荷移動抵抗や表面の被膜抵抗,粒子と集電体との接触抵抗などの増大が考える。このような現象を引き起こすメカニズムとして活物質表面でのLi欠損や酸素脱離にともなう立方晶の形成や活物質内部のクラッキングにともなう導電パスの阻害などが推定される。

シソーラス用語： *電極材料 ,  *物質 ,  *リチウムイオン電池 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  充放電サイクル ,  電気化学インピーダンス ,  接触抵抗 ,  立方晶系 ,  電池容量 ,  電解液
準シソーラス用語： *正極活物質 ,  集電体 ,  電荷移動抵抗 ,  放電容量

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (12件)：

• T. Sasaki, T. Nonaka, H. Oka, C. Okuda, Y. Itou, Y. Kondo, Y. Takeuchi, Y. Ukyo, K. Tatsumi, and S. Muto, J. Electrochem. Soc ., 156, A289 (2009).
• S. Watanabe, M. Kinoshita, and K. Nakura, J. Power Sources , 247, 412 (2014).
• K. Dokko, M. Nishizawa, S. Horikoshi, T. Itoh, M. Mohamedi, and I. Uchida, Electrochem. Solid- State. Lett. , 3, 125 (2000).
• K. Dokko, M. Mohamedi, M. Umeda, and I. Uchida, J. Electrochem. Soc .,150, A425 (2003).
• K. Dokko, N. Nakata, and K. Kanamura, J. Power Sources , 189, 783 (2009).

タイトルに関連する用語 (11件)： Au ,  集電 ,  プローブ ,  Li ,  Ni ,  CO ,  Mn ,  O2 ,  正極活物質 ,  電気化学的特性 ,  評価