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J-GLOBAL ID:201502254253548330   整理番号:15A0457898

廃水からのリン酸塩回収に対しアモルファスケイ酸カルシウム水和物およびそれらの可能なメカニズム

Amorphous calcium silicate hydrates and their possible mechanism for recovering phosphate from wastewater
著者 (8件):
資料名:
巻: 144  ページ: 63-69  発行年: 2015年04月15日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アモルファスケイ酸カルシウム水和物(A-CSH)を,天然珪質頁岩(Mライト)から抽出される可溶性ケイ酸塩とCa(OH)2を使用し合成した。熱重量測定および示差熱同時分析は,合成したA-CSHが,フリーのCa(OH)2を検出しうる量含有しない,ことを確認した。水溶液からのリン酸塩(Pi)回収に対し,それらの性能を,3.0Lバッチ反応器を用い試験した。A-CSHは,合成嫌気性スラッジ消化液からのPi回収に対し,CaCl2およびCa(OH)2よりも,より大きな能力を有していた。29Siマジック角スピニングNMR分析は,湿式A-CSHが,Ca2+によるイオン結合を通して,互いにリンクされるケイ酸塩ポリマ(平均鎖長は3.5)から成ることを示唆した。Ca2+放出および沈降性実験に基づき,Ca-Pi-ケイ酸塩凝集体は,Pi,Ca2+,および負荷電ケイ酸塩のイオン会合により形成される,ことが推測された。この仮説は,A-CSHにより除去されるPiの高い沈降性を,合理的に説明するだろう。粉体X線回折分析は,回収生成物が,A-CSHのそれと類似のアモルファス構造を持つことを示した。著者等は,A-CSHが,Pi回収に対し独特のメカニズムを持つこと,それ故,それらの高い反応性および沈降性を可能にすることを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 
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