文献
J-GLOBAL ID:201502254555345691   整理番号:15A0620481

遊離およびβーシクロデキストリン包接ヒドロキシ桂皮酸の食品タンパク質との相互作用による性状変化

Changes in properties of food proteins after interaction with free and β-cyclodextrin encapsulated hydroxycinnamic acids
著者 (4件):
資料名:
巻: 240  号:ページ: 1157-1166  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0437A  ISSN: 1438-2377  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
食品加工におけるポリフェノールとタンパク質との相互作用は,タンパク質の栄養学的状態を劣化させる可能性がある。このことが,フェノール類調製剤による食品の栄養強化の限界になっている。本研究の目的は,包接ヒドロキシ桂皮酸(HCAs)[β-シクロデキストリン(β-CD)への包含を用いた]によるグリーンコーヒー(生豆)抽出物(GCE)での,ポリフェノールとタンパク質間相互作用の抑制の可能性を評価することである。3つの異なるタンパク質分離物類:GCE由来のHCAsへの曝露によって,卵白タンパク質と乳清タンパク質濃縮物および大豆タンパク質分離物を相互作用させた。相互作用後の非HCAs処理対照区と比較して,タンパク質の消化とタンパク質の溶解性の制限と分子質量の増加および必須アミノ酸の分解は増加した。他方,この相互作用はDPPHとOH分析評価によるラジカル捕捉活性と加工でのタンパク質の色相濃色化の増加に寄与していた。β-CDキャビティ(空洞)によるHCAsの包接で,タンパク質とHCA間の相互作用は制限され,このことによって,栄養素的および物理化学的な性質の変化が低減された。フェノール酸類で栄養強化した食品の加工での好ましくないタンパク質とポリフェノール間の相互作用を低減するには,包接複合体の形状でのHCAsの添加が有望な解決策に成り得るであろう。Copyright 2015 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価  ,  食品製造・加工・保蔵法一般  ,  食品蛋白質  ,  食品添加剤 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る