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J-GLOBAL ID:201502255215711053   整理番号:15A0643920

Fusarium graminearumに感染したポリガラクツロナーゼ阻害蛋白質(PGIP)トランスジェニックパンコムギの成熟した種子における品質関連パラメータの解析

Analysis of Quality-Related Parameters in Mature Kernels of Polygalacturonase Inhibiting Protein (PGIP) Transgenic Bread Wheat Infected with Fusarium graminearum
著者 (11件):
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巻: 63  号: 15  ページ: 3962-3969  発行年: 2015年04月22日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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赤かび病はFusarium属菌によって起きる,世界中に蔓延している病害であり,コムギは最も赤かび病にかかりやすく,その病原菌はFusarium graminearumである。本報では,ポリガラクツロナーゼ阻害蛋白質(PGIP)を発現するトランスジェニックパンコムギについて,このコムギ種子から得た小麦粉の品質に及ぼす,赤かび病の影響を調べた。グルテン蛋白質(グリアジンとグルテニン)量と種子代謝プロテオームを比較し,総澱粉含量とマイコトキシンのデオキシニバレノール(DON)蓄積量を調べた。その結果,Fusariumの感染によって,トランスジェニックコムギに比較して,対照コムギの澱粉量が有意に減少した。しかし,グルテン蛋白質とその代謝蛋白質は,両コムギの間に差がなかった。試験結果から,トランスジェニックコムギにおけるPGIP発現は,Fusariun感染水準を減少させ,収量と澱粉量の減少を阻止し,DON蓄積を減少させたことが明らかになった。さらにPGIPの発現によって,Fusarium感染の有無に関わらず,コムギ種子プロテオームが有意に変化しなかったので,小麦粉の品質には変化がなかった。
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分類 (2件):
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麦  ,  作物の品種改良 
物質索引 (1件):
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