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J-GLOBAL ID:201502256759063434   整理番号:15A0723536

クロロゲン酸の抗糖酸化メカニズムに関する新規知識

New knowledge on the antiglycoxidative mechanism of chlorogenic acid
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 2081-2090  発行年: 2015年06月10日 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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終末糖化産物(AGEs)(糖酸化反応)の形成におけるクロロゲン酸(CGA)の役割を検討した。模倣した生理的条件下(pH7.4,37°C)でウシ血清アルブミン(BSA)(1mg mL<sup>-1</sup>)及びメチルグリオキサール(5mM)からなるモデル系を用いてCGA(10mM)の抗糖酸化作用を評価した。反応条件下のCGAの安定性をHPLC及びMALDI-TOF MSにより分析した。糖酸化反応はOPAアッセイによる遊離アミノ酸の分析,ELISAによる蛍光AGEsと総AGEsよる分光分析及び420nmでの吸光による色形成により推定した。蛋白質の構造変化は,フォリン反応,UV-可視スペクトル分析及びMALDI-TOF-MSを用い蛋白質主鎖と結合したフェノールの分析により評価し,蛋白質機能の変化はABTSラジカルカチオン脱色アッセイを用いた抗酸化能の決定により測定した。CGAは,著者らの実験条件下で異性体化し,酸化した。BSAと複数のCGA及びその誘導体分子(異性体及び酸化物)との結合の証拠を発見した。CGAは,反応の72時間後に蛍光及び総AGEsの形成をそれぞれ91.2及び69.7%まで抑制した(p<0.05)。BSAとのフェノール類の結合は,その抗酸化能を有意に増加した(p<0.001)。遊離アミノ酸含有量,蛋白質とのフェノール類の結合と抗酸化能との相関を見出した。結果はCGAが,潜在的に有害な化合物(AGEs)の形成を阻害し,同時に新たな抗酸化構造の生成を促進することを示すものである。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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食品の化学・栄養価 
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