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J-GLOBAL ID：201502257457298838   整理番号：15A0659795

簡易的循環システムとしての「泥の電池」

著者 (2件)： 冨永昌人 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  森村茂 (熊本大 大学院自然科学研究科)
資料名： 再生と利用  (下水汚泥資源利用協議会誌)
巻： 39  号： 147  ページ： 73-75  発行年： 2015年04月30日 
JST資料番号： L7115A  ISSN： 0387-0332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 社会インフラが行き渡っていない地域で役立てるため,泥の中に生息する微生物を触媒とするバイオ燃料電池の開発研究を紹介した。一般に微生物は触媒のパッケージであり,この生物化学エネルギーから電気エネルギーを取り出せば良い。泥は米糠,腐葉土,糞,土など泥状のものなら発電可能である。ダム底の汚泥や養殖場の海底汚泥から発電でき,おまけに浄化が出来れば最高である。

シソーラス用語： 循環系 ,  *泥土 ,  *燃料電池 ,  インフラストラクチャー ,  微生物 ,  還元 ,  発電 ,  バイオマス ,  下水道 ,  海底堆積物 ,  *下水汚泥
準シソーラス用語： *下水スラッジ ,  酸素還元反応 ,  燃料電池発電 ,  微生物バイオ燃料電池

分類 (2件)： その他の発電  (NB03140M) ,  スラッジ処理・処分  (SC05050K)

引用文献 (6件)：

• ローズ・ジョージ, 大沢章子 (訳),「トイレの話をしよう」, NHK出版 (2009).
• M. Tominaga, et al. Journal of Electroanalytical Chemistry, 624, pp.1-8 (2008) ; Electrochemistry Communications, 9, pp.911-914 (2007) ; Electrochemistry Communications, 9, pp.1892-1898 (2007).
• M. Tominaga, et al., Analytical Chemistry, 86, pp.5053-5060 (2014) ; Electrochemistry Communications, 31, pp.76-79 (2013) ; Biosensors and Bioelectronics, 24, pp.1184-1188 (2009).
• M. Potter, Proceedings of the Royal Society London, Series B, 84, pp.260-276, (1911).
• B. E. Logan, Nature Review, 7, pp.375-381 (2009).

タイトルに関連する用語 (4件)： 簡易 ,  循環システム ,  泥 ,  電池