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J-GLOBAL ID：201502259539275529   整理番号：15A0681562

バイオ系原料の水素化脱酸素によるグリーンディーゼル合成:触媒設計と開発のための戦略

Green diesel synthesis by hydrodeoxygenation of bio-based feedstocks: Strategies for catalyst design and development

著者 (3件)： ARUN Naveenji (Catalysis and Chemical Reaction Engineering Laboratories, Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of ...) ,  SHARMA Rajesh V. (Catalysis and Chemical Reaction Engineering Laboratories, Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of ...) ,  DALAI Ajay K. (Catalysis and Chemical Reaction Engineering Laboratories, Dep. of Chemical and Biological Engineering, Univ. of ...)
資料名： Renewable & Sustainable Energy Reviews  (Renewable & Sustainable Energy Reviews)
巻： 48  ページ： 240-255  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： W1084A  ISSN： 1364-0321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリーンディーゼル,又は,直鎖炭化水素は,植物油やバイオオイルの様なバイオ系原料の水素化脱酸素によって製造される。商用目的用にグリーンディーゼルを使用すると,現行の生産のエネルギー需要を満たす上で経済的となることが可能である。従来,遷移金属硫化物は,水素処理反応で使用されてきたが,更に,遷移金属炭化物,窒化物,ホウ化物,及び,りん化物触媒の最新の利用が,重要度を増している。この包括的なレビューでは,水素化脱酸素(HDO)反応系に関する触媒設計法における幾つかの主要な進展に焦点を当てることを,目的としている。更に,水素化脱酸素反応で使用される種々の触媒に関連する詳細について,論じた。Al₂O₃, ZrO₂ ,TiO₂等の中濃度-高濃度酸性支持剤,及び,パラジウム,プラチナ,ニッケル,モリブデンの様な活性金属を用いて,グアヤコールやフェノールの様なモデル化合物により,調査研究の殆どを実施した。原料の選択,支持材,活性金属,促進剤を選択するために考慮すべき因子,これらが水素化脱酸素反応,触媒設計手法,触媒調整法にもたらす影響,並びに,触媒処理法が触媒の形状や性能にもたらす影響について,本総説において論じた。殆どの研究調査は,酸性支持剤の使用に焦点を当てており,塩基性支持剤に焦点を当てたものは,少ない。促進剤の選択は,促進剤と支持材との相互作用に強く依存しており,触媒の効率良い性能には,促進剤と支持材との相互作用が少ないことを確保することが必須である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *バイオディーゼル燃料 ,  *脱酸素 ,  *水素化 ,  *触媒設計 ,  植物油脂 ,  *油 ,  *助触媒 ,  遷移金属 ,  *遷移金属触媒 ,  触媒反応
準シソーラス用語： *接触水素化 ,  *バイオオイル ,  *促進剤 ,  遷移金属触媒反応

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 原料 ,  水素化脱酸素 ,  グリーン ,  ディーゼル ,  触媒設計 ,  開発 ,  戦略