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J-GLOBAL ID:201502260189665297   整理番号:15A0457423

多重カルチャー独立法によるWuyi Hong Qu糯米醸造酒の伝統的醸造時の真菌集団および動力学の特性化

Characterization of fungal community and dynamics during the traditional brewing of Wuyi Hong Qu glutinous rice wine by means of multiple culture-independent methods
著者 (7件):
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巻: 54  ページ: 231-239  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的はネステッド(n)PCR-DGGE,18S rRNA遺伝子クローンライブラリーおよび種特異性定量的PCR(qPCR)に基づくカルチャー独立手法を用い,Wuyi Hong Qu(黒皮赤麹)糯米醸造酒の伝統的発酵時の真菌集団および動力学を調べることであった。nPCR-DGGEおよび18S rRNA遺伝子クローンライブラリーはともに優勢微生物が様々な醸造期に変化することを示した。初期醸造段階に検出されるMonascus purpureus,Rhizopus oryzae,Pichia guilliermondiiおよびSaccharomycopsis fibuligeraのようないくつかの真菌種の相対比率は発酵の進行に従って減少し,S.cerevisiaeはその後の段階で優勢種となった。現研究はPCR-DGGEフィンガープリントおよび18S rRNA遺伝子クローンライブラリーが類似した結果を提示することを明らかにした。それにも拘らず,ふたつの分子生物学的方法により検出される真菌種の差異はnPCR-DGGEと18S rRNA遺伝子クローンライブラリーの結合手法がどちらかの単独よりも広範な真菌機序プロファイルを供与することを示した。最後に,種特異性qPCRも行いnPCR-DGGEおよび18S rRNA遺伝子クローンライブラリーにより検出したいくつかの優勢真菌種を定量した。結果はR.oryzaeが初期醸造期間に急激に増加し優位を占めたが,伝統的醸造の10日から終点まで連続的に減少することを示した。S.fibuligeraおよびP.guilliermondiiは初期段階での優勢酵母種であるが,S.cerevisiaeは初期段階に急激に増加し,伝統的醸造プロセスの終点にて主要種となった。本研究は多重カルチャー独立型法を用いWuyi Hong Qu糯米醸造酒伝統的醸造プロセスにおける真菌集団および動力学の最初の詳細評価を供与し,それは醸造機序の科学的理解において大いなる価値を示し,酒品質の改善のための適切で利益をもたらす真菌株の選択に役立つものである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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清酒  ,  微生物検査法  ,  分子遺伝学一般 

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