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J-GLOBAL ID:201502260967601927   整理番号:15A0534655

Raman散乱分光法によるPd(dmit)2塩類の磁気励起の研究

Study of Magnetic Excitation in Pd(dmit)2 Salts by Raman Scattering Spectroscopy
著者 (4件):
資料名:
巻: 84  号:ページ: 044715.1-044715.5  発行年: 2015年04月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Raman分光法によってβ′-タイプX[Pd(dmit)2]2(X=陽イオンとdmit =1,3-dithiole-2-thione-4,5-dithiolate)の磁気励起を明確にした。量子スピン-液体材料 EtMe3Sb[Pd(dmit)2]2 (Et =エチルとMe =メチル),と反強磁性長距離秩序材料,Me4P[Pd(dmit)2]2で磁気励起に起因するRaman信号を見つけた。対照的に,非磁性チャージ秩序材料(Et2Me2Sb[Pd(dmit)2]2)でRaman信号を発見しなかった。2つの化合物のスピン挫折の程度は異なるがEtMe3Sb[Pd(dmit)2]2とMe4P[Pd(dmit)2]2の磁気励起は,Raman散乱スペクトルの380cm-1に中心のある幅広いピーク構造として観察された。これらの材料のスペクトルの特徴を多重スピン相互作用を考慮して議論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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有機化合物の磁性 
引用文献 (25件):
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