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J-GLOBAL ID：201502263041555556   整理番号：15A0451049

香気成分抽出希釈分析による,コーラ風味の炭酸飲料の典型的な主要香気成分の特性把握

Characterization of Typical Potent Odorants in Cola-Flavored Carbonated Beverages by Aroma Extract Dilution Analysis

著者 (2件)： LORJAROENPHON Yaowapa (Kasetsart Univ., Bangkok, THA) ,  CADWALLADER Keith R. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 63  号： 3  ページ： 769-775  発行年： 2015年01月28日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 代表的なコーラ風味の炭酸飲料の香気活性成分について,GC-臭覚法及びGC-MS法を用いて特性把握を行った。レギュラーコーラの米国トップ3ブランドの主要香気成分を,香気成分抽出希釈分析(AEDA)を行って同定した。その結果,多くの香気成分のうち,オイゲノール(スパイシーな香り,チョウジの香り,甘い香り),クマリン(甘い香り,ハーブの香り)はすべてのコーラで主要な香気成分であった。他の,少なくとも1ブランド以上のコーラの主要成分としては,グアイアコール(煙の香り),リナロール(花の香り,甘い香り)が同定され,その他に,全てのコーラで主要成分に次ぐ香気成分として1,8-シネオール(ハッカの香り,ユーカリ様の香り)が同定された。鏡像異性体成分を調べた結果,R-(-)-リナロール(34.5%)は,(S)-(+)-リナロール(65.6%)よりも主要な成分で,これは検出限界値が低いためである。また,8人の官能審査員により記述的官能評価試験を行った結果,レモン-ライムの香りと清涼感を感じる香りが最も強度が強いと評価された。3種類の香気の様相は,AEDAで同定した主要成分とよく一致していた。

シソーラス用語： *炭酸飲料 ,  *コーラ飲料 ,  *芳香成分 ,  *キャラクタリゼーション ,  *化学組成 ,  *官能検査
準シソーラス用語： *化学成分組成 ,  *官能評価 ,  *香気成分

分類 (1件)： 果実飲料,加工飲料  (FJ06020S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 香気成分 ,  希釈 ,  分析 ,  コーラ ,  風味 ,  炭酸飲料 ,  把握