抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アミロース(AM)およびアミロペクチン(AP)鎖の反応性に及ぼす澱粉粒構造の影響を,試薬として蛍光プローブ[DTAF,5-(4,6-ジクロロトリアジニル)アミノフルオロセイン]を用いたモデル反応系中24hにわたって調べた。種々の反応時間間隔(0.5,4,12,または24h)で,屈折率および蛍光検出を伴うサイズ排除クロマトグラフィーを経て脱分枝澱粉誘導体の分子反応性を調べた。すべての澱粉鎖画分の誘導体化の初期速度(0~0.5h)は早かったが,その後は減少した。澱粉鎖の反応性は一般式;AP長鎖≫AM,AP中鎖>AP短鎖,に従ったが,AMおよびAP長鎖の反応性はAM/AP長鎖の境界領域中に溶離した澱粉鎖の高い相対的反応性に多少影響された。様々な澱粉鎖の反応性を,澱粉鎖の分子レベルでの反応パターンに及ぼす顆粒アーキテクチャにより裏付けられた顆粒中のそれらの相対的位置に起因した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.