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J-GLOBAL ID：201502264076517424   整理番号：15A0461224

日本産加工食品の輸出の現状と課題-国際的知名度と取組主体の規模に注目して-

著者 (1件)： 神代英昭 (宇都宮大 農)
資料名： 開発学研究  (Journal of Agricultural Development Studies)
巻： 25  号： 3  ページ： 12-19  発行年： 2015年03月31日 
JST資料番号： L6467A  ISSN： 0918-9432  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農林水産省は2020年までに,日本からの農林水産物・食品の輸出金額を1兆円規模にまで拡大することを目標としている。具体的には,加工食品の輸出拡大を狙うと共に,日本食材の活用,食文化の海外展開,農林水産物・食品の輸出拡大の3つの取り組みの一体化を目指している。近年,世界的に日本食ブームが起きてはいるものの,ブームの対象は知名度の高い味噌・醤油などの一部の食品・食材に限られており,輸出市場拡大のためには,国際的知面度が低い食品の底上げも必要である。商品開発や販路開拓等の輸出に関する実務面の改善はもちろん重要な課題ではあるが,日本食の機能に関する基礎研究や科学的根拠に基づく情報収集・情報発信など,政府の役割も重要である。

シソーラス用語： *食品 ,  日本 ,  *輸出 ,  国際市場 ,  材料 ,  料理 ,  味噌 ,  醤油 ,  情報配布 ,  問題 ,  コンニャク ,  認識 ,  永年変化
準シソーラス用語： *加工食品 ,  研究課題 ,  情報発信 ,  食材 ,  世界市場 ,  日本食 ,  知名度

分類 (1件)： 食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (8件)：

• 石塚哉史(2013):食品企業による加工食品輸出の現状と課題に関する一考察-味噌,こんにゃくの事例を中心に-,農林業問題研究,190,pp.160-165.
• 石塚哉史・神代英昭(2013):わが国における農産物輸出戦略の現段階と展望,筑波書房.
• 神代英昭(2006):こんにゃくのフードシステムの川上・川中部門における再編の方向性,こんにゃくのフードシステム,農林統計協会,pp.126-136.
• 門間裕(2006):食品輸出はどこまで広がったか,農業と経済,72(10),pp.24-31.
• 茂木友三郎(2006):世界に広がる和食の魅力(インタビュー),農業と経済,72(10),pp.15-23.

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  加工食品 ,  輸出 ,  現状 ,  規模 ,  注目