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J-GLOBAL ID：201502269961236787   整理番号：15A0534920

開離時アーク放電がトロリ線表面に及ぼす影響

Influence of Arc Discharge on the Surface of a Contact Wire

著者 (2件)： 早坂高雅 (鉄道総合技術研究所) ,  赤木泰文 (東京工業大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 135  号： 4  ページ： 327-334 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,アーク放電発生後のトロリ線表面に形成される凹部について,アーク継続時間を任意に変える実験を行い,凹部形状の変化との関係を探った。その中で見出した知見に基づいて,アーク放電発生直前から数十msの間に電極間とトロリ線表面で生じている現象について考察し,トロリ線のアーク放電による摩耗が溶融ブリッジと深く関係していることを明らかにした。

シソーラス用語： *アーク放電 ,  板 ,  *電車線 ,  凹形 ,  *溶融金属 ,  電気鉄道 ,  *電気接点 ,  表面性状 ,  摩耗 ,  継続時間 ,  *表面 ,  *電極材料 ,  開閉装置【電気】 ,  *短絡【電気】 ,  力 ,  高速度カメラ ,  アノード
準シソーラス用語： 摺り板 ,  トロリ線 ,  アーク継続時間 ,  電極表面 ,  ブリッジ故障 ,  接触力 ,  陽極

分類 (2件)： 電気接点  (NA05070V) ,  屋内配電・電源設備  (NB05050C)

引用文献 (19件)：

• (1) 高木 相:電気接点のアーク放電現象, pp. 22-26, コロナ社 (1995)
• (2) Z. K. Chen and K. Sawa: “Effect of arc behavior on material transfer; a review”, <i>IEEE. Trans. Components, Packaging & Manufacturing Technology, Part A</i>, Vol. 21, No. 2, pp. 310-322 (1998)
• (3) N. Ben Jamaa, L. Morin, L. Lehfaoui, and L. Nedelec: “Effect of parameters n the transition from anodic to cathodic arc”, Proc. Intl. Conf. on Electrical Contacts, Electromechanical Components and their Application, pp. 173-179 (1999)
• (4) K. Sawa and M. Hasegawa: “Recent Researches and New Trends of Electrical Contacts”, IEICE Trans. Electron., Vol. E83-C, No. 9, pp. 1363-1376 (2000)
• (5) T. Hayasaka and Y. Kubota: “Influence of Breaking Arc on Mass and Surface Condition of Current-Collectiong Materials”, IEEJ Trans. IA, Vol. 132, No. 2, pp. 163-169 (2012) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (2件)： アーク放電 ,  トロリ線