文献
J-GLOBAL ID:201502274672589632   整理番号:15A0718259

レスベラトロールは,マウスにおいて脂肪細胞分化関連蛋白質と共存するCD68+クッパー細胞を増加し,高脂肪食誘発脂肪肝を改善する

Resveratrol increases CD68+ Kupffer cells colocalized with adipose differentiation-related protein and ameliorates high-fat-diet-induced fatty liver in mice
著者 (11件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1155-1170  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
報告によれば,レスベラトロールは脂肪肝を改善する。本研究は,高脂肪(HF)飼料を摂取したマウスの脂肪肝に及ぼすレスベラトロールの影響を解明し,肝マクロファージ(クッパー細胞)の役割を検討することを目的とする。C57BL/6マウスを3群に割り振り,対照飼料,HF飼料(50%脂肪),または0.2%レスベラトロールを補給したHF(HF+res)飼料の何れかを8週間与えた。HF群と比較し,HF+res群では,脂肪肝が顕著に改善され,肝細胞中の脂肪滴(LDs)が減少した。プロテオミクス解析により,HF+res群の肝で最も発現低下した蛋白質は,LDsの主要構成成分であり細胞中の脂質蓄積を反映する脂肪細胞分化関連蛋白質(ADFP)であることが判明した。HF+res群では,貪食活性を有するCD68+クッパー細胞の数が著しく増加した。免疫組織化学により,HF+res群のいくつかのCD68+クッパー細胞はADFP免疫反応と共存することが示された。さらに,HF+res群では,TNF-α産生がHF群よりも著しく低下し,この低下は,in vitroでLPSにより刺激された肝の単核細胞ならびにin situハイブリダイゼーション試験の双方で確認された。以上,レスベラトロールは,ADFP発現の下方制御と同時に脂肪肝を改善し,CD68+クッパー細胞を増加させる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の基礎医学  ,  食品の化学・栄養価 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る