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J-GLOBAL ID：201502274912703225   整理番号：15A0568730

ケーブル絶縁高分子の劣化位置標定能力に関する周波数領域反射測定法と線路共振解析法の比較

Comparison between Frequency Domain Reflectometry and Line Resonance Analysis on the Detection Capability of a Locally Aged Portion in a Polymer Insulated Cable

著者 (2件)： 大木義路 (早稲田大) ,  平井直志 (早稲田大)
資料名： 電気学会誘電・絶縁材料研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： DEI-15  号： 37-49  ページ： 25-30  発行年： 2015年03月13日 
JST資料番号： Z0908B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子力発電所の機器への電力供給や機器の制御を担う安全系ケーブルについて,ケーブル全長に亘って運転中に端末から劣化部の位置標定を行う診断法の開発が急務である。本稿では,筆者等が開発した周波数領域反射測定(FRD)法と市販されている線路共振解析(LIRA)法による熱・放射線劣化を同時に与える箇所を標定する能力を比較した。その結果,FRD法はLIRA法よりはるかに優れた性能があり,原子力発電所安全系ケーブルの予防保全に使用し,良好な劣化位置標定を行うことができることを示した。

シソーラス用語： 電気絶縁 ,  ケーブル ,  *原子力発電所 ,  位置決め ,  計測 ,  劣化故障 ,  *予防保全 ,  *反射率
準シソーラス用語： ケーブル絶縁 ,  位置標定 ,  *周波数領域反射率測定法

分類 (2件)： 原子力発電  (NB03060Z) ,  設備管理  (KB02020X)

引用文献 (8件)：

• 山田貴之・平井直志・大木義路・熊谷進:「周波数領域反射法によるケーブルの異常温度箇所の位置標定」,電気学会誘電・絶縁材料研究会資料,DEI-13-035,pp.39-44(2013)
• Y. Ohki, T. Yamada, and N. Hirai: "Precise Location of the Excessive Temperature Points in Polymer Insulated Cables", IEEE Transactions on Dielectrics and Electrical Insulation, Vol. 20, No. 6, pp. 2099-2106 (2013)
• 平井直志・大木義路:「周波数領域反射測定法によるケーブル歪み位置の標定」,電気学会誘電・絶縁材料研究会資料,DEI-14-044,pp.29-34(2014)
• N. Hirai and Y. Ohki: "Highly Sensitive Detection of Distorted Points in a Cable by Frequency Domain Reflectometry", Proceedings of the 2014 IEEE International Symposium on Electrical Insulating Materials, pp. 144-147, Niigata (2014)
• Y. Ohki and N. Hirai: "Condition Monitoring For Predictive Maintenance of Cables Insulated with FR-EPDM by Frequency Domain Reflectometry", Proceedings of International Conference on Condition Monitoring and Diagnosis 2014, pp. 57-60, Jeju (2014)

タイトルに関連する用語 (9件)： ケーブル絶縁 ,  高分子 ,  位置標定 ,  能力 ,  周波数領域 ,  測定法 ,  線路 ,  共振 ,  解析法