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J-GLOBAL ID:201502275299034770   整理番号:15A0373860

新規単離好熱性糸状菌のLaceyella sacchari LP175由来の生澱粉分解酵素の産生および特徴化

Production and characterization of raw starch degrading enzyme from a newly isolated thermophilic filamentous bacterium, Laceyella sacchari LP175
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巻: 67  号: 3-4  ページ: 255-266  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: E0130A  ISSN: 0038-9056  CODEN: STARDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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澱粉はエタノール生産などの経済的に重要な物質を生産する際の代替炭素源として使用されている。その場合,各生澱粉分解酵素(RSDE)は低温で直接,生澱粉を分解することが可能であることが報告されている。ここでは,新規単離好熱性糸状菌のLaceyella sacchari LP175由来のRSDEの産生培地の最適化について検討した。種々の実験の結果,酵母抽出物および生カッサバ澱粉が各々,酵素生産のための最高の窒素源および炭素源であることが分かった。Plackett-Burman設計および中央複合設計を伴った応答曲面法により,基本培地において,4.93g(生カッサバ澱粉)/Lおよび2.8g(酵母抽出物)/Lの最適濃度の場合に50°CおよびpH7.0の振とう培養で培養時間48時間後にRSDEが最大活性181.1U/mLを示すことが分かった。さらに,生カッサバ澱粉の加水分解の主要最終産物はマルトース(88%)であることが分かった。生カッサバ澱粉およびマルトースのKmおよびK1値は各々,2.85mg/mLおよび1.04mg/mLであった。100g/Lの生カッサバ澱粉を200U/mLのRSDEで加水分解すると12時間で36.8%が加水分解された。得られた実験結果から,RSDEは生カッサバ澱粉からのエタノール生産において同時糖化および発酵で使用可能であることが分かった。これは,コスト効果があり,時間短縮法でもあった。
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澱粉  ,  微生物の生化学 
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