文献

J-GLOBAL ID：201502276175695197   整理番号：15A0513706

減圧下の超臨界相による超臨界二酸化炭素を用いたリポソームの調製

Preparation of liposomes using supercritical carbon dioxide via depressurization of the supercritical phase

著者 (2件)： ZHAO Lisha (Dep. of Agricultural, Food and Nutritional Sci., Univ. of Alberta, Edmonton, Alberta T6G 2P5, CAN) ,  TEMELLI Feral (Dep. of Agricultural, Food and Nutritional Sci., Univ. of Alberta, Edmonton, Alberta T6G 2P5, CAN)
資料名： Journal of Food Engineering  (Journal of Food Engineering)
巻： 158  ページ： 104-112  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： C0838B  ISSN： 0260-8774  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 減圧した超臨界相の超臨界二酸化炭素技術を用いてリポソームを生産し,リポソームの性質への圧力や減圧および温度の作用を研究した。高圧二酸化炭素による平衡状態における40°Cと50°Cおよび60°Cでの相対的な水の体積的膨張は,それぞれ14.4%と12.3%および10.2%で平坦域に達した。圧力を300バールまで増加させると,得られるリポソームは523±2nmの比較的大きな粒子径になり,0.226±0.009の小さな多分散性指数(PdI)になった。減圧速度を120バール/分にまで増加させると,均質性が比較的高くなり,PdIが0.198±0.016に低下した。200バールを超える圧力では,良好な均一性を持った小球が形成され,大きさの変化は限定的(5%未満)で,4週間までリポソームを貯蔵できた。リポソームの調製において,超臨界二酸化炭素は慣行法の薄膜水和法を上回る高い安定性と均質性での利点を発揮した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 減圧 ,  *リポソーム ,  リン脂質 ,  *超臨界流体 ,  *二酸化炭素 ,  膨張 ,  温度 ,  平衡状態 ,  改変 ,  多分散性 ,  均一性 ,  貯蔵安定性 ,  透過型電子顕微鏡 ,  生産技術 ,  ζ電位 ,  機能性食品 ,  カプセル封じ ,  食品レオロジー ,  コロイド ,  微粒子 ,  物理化学 ,  調製 ,  食品加工 ,  *超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： カプセル化【物質】 ,  コロイド化学 ,  コロイド粒子 ,  均質性 ,  脂質被覆氷滴水和法 ,  多分散度 ,  体積膨張 ,  *超臨界CO2 ,  透過電子顕微鏡 ,  平坦化

分類 (2件)： コロイドのレオロジー  (BL01012I) ,  食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 減圧 ,  超臨界 ,  超臨界二酸化炭素 ,  リポソーム ,  調製