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J-GLOBAL ID:201502278809617278   整理番号:15A0265195

インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)事前調理のペプチド生成,ペプシン-パンクレアチン加水分解,ジペプチジルペプチダーゼ-IVに対する影響

Impact of Commercial Precooking of Common Bean (Phaseolus vulgaris) on the Generation of Peptides, After Pepsin-Pancreatin Hydrolysis, Capable to Inhibit Dipeptidyl Peptidase-IV
著者 (3件):
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巻: 80  号:ページ: H188-H198  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報の目的は,市販の調理済インゲンマメ(Phaseolus vulgaris)から放出されるペプチドの生物活性特性を調べることである。生物活性特性とペプチド組成は,生および市販の調理済インゲンマメについて調べた。蛋白質抽出,蛋白質とペプチド分子量プロファイル,ペプチド配列のために5品種を選んだ(Black,Pinto,Red,Navy,Great Northern)。ペプシン-パンクレアチン消化後に,酸化防止能,α-アミラーゼ,α-グルコシダーゼ,ジペプチジルペプチダーゼIV(DPP-IV),アンギオテンシン変換酵素I(ACE)の阻害などの生物活性の潜在性を分析した。Navy豆からの加水分解物が,最も高い阻害作用を示し,調理済と生で有意な差がなかった(各IC50=0.093,0.095mg 蛋白質/mL)α-アミラーゼ阻害活性が高いのはRed,Navy,Great Northern豆で,各36%,31%,27% relative to acarbose (rel ac)/mg蛋白質であった。全ての加水分解物で,α-グルコシダーゼ阻害活性に差は見られなかったが,阻害値は40% rel ac/mg蛋白質以上であった。ACEのIC50値は,レンジが0.20~0.34 mg蛋白質/mLで,有意な差はなかった。ここでRed豆のみ例外で,高いIC50値であった。ペプチドの分子量プロファイルは,レンジで500~3000Daであった。調理済と生の豆で,各17と11の生物活性ペプチド配列が同定された。生Great Northernと調理済Pintoからのペプチド配列YAGGS,YAAGSは同じアミノ酸配列で,同じACE阻害活性ポテンシャルであった。調理によって放出されるペプチドに生物活性特性に影響しなかった。市販の調理済み豆は生物活性ペプチドの摂取と健康増進に寄与する。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品の化学・栄養価  ,  野菜とその加工品  ,  生理活性ペプチド 

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