文献
J-GLOBAL ID:201502279714798557   整理番号:15A0429139

ナノエマルションにおけるβ-カロテンの化学的安定性はフリーラジカル法によるβ-ラクトグロブリン-カテキン複合体で安定性が改善される

Beta-Carotene Chemical Stability in Nanoemulsions Was Improved by Stabilized with Beta-Lactoglobulin-Catechin Conjugates through Free Radical Method
著者 (6件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 297-303  発行年: 2015年01月14日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
過酸化水素及びアスコルビン酸を用いたラジカル法でβ-ラクトグロブリン(BLC)とカテキンとの複合体を作製し,SDS-PAGE,ESI-MS及び遠UV-CDで特徴を調べ,ナノエマルションへの応用を試みた。複合体のSDS-PAGEではBLGの分子量が増加し,93%のBLGがカテキンと複合体化し,結合状態は共有結合であった。BLGの構造は共有結合によりβ-シート構造が38.8%から30.0%に減少し,ランダム構造が25.5%から31.9%に増加した。キャリアーのコーン油と複合体からマイクロフルダイザーで作製したナノエマルションは動的安定性が高く,β-カロテン保持率はBLGと比べ30日後4°Cで90%から94%へ,25°Cで75%から87%へ,50°Cで28%から49%へ増加し,化学的安定性が改善された。またコンジュゲートの抗酸化能はBLGと比べDPPHラジカル捕集能が11.5倍,ヒドロキシラジカル捕集能が9.1倍増加した。ポリフェノール類で修飾した蛋白質のカプセル化輸送系への応用の可能性が示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ビタミンA 

前のページに戻る