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J-GLOBAL ID：201502282241304030   整理番号：15A0162288

打音検査を利用する弾性波トモグラフィ計測技術の開発

著者 (4件)： 桃木昌平 (飛島建設 技研) ,  塩谷智基 (京大 大学院工学研究科) ,  小林義和 (日本大 理工) ,  水谷麻紀子 (みずほ情報総研)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 14  ページ： 331-336  発行年： 2014年10月31日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インフラ構造物の健全性評価手法の確立は喫緊の課題である。著者らは,構造物の健全性を包括的に評価可能な弾性波トモグラフィの実用化研究を進めてきた。弾性波トモグラフィは,多数の走査線情報の集約である。走査線情報の取得には発信点・受信点へのセンサ設置が必須であり,センサの多数配置または配置換えを要していた。そこで本研究では,発信点にセンサを必要としないトモグラフィ計測技術の開発を行った。検査者が任意で行う発信の情報を受信情報から推定するもので,最小限のセンサ配置で多数の走査線情報が取得可能となる。これにより,あらゆる構造物で実施される打音検査も利用できる効率的な弾性波トモグラフィ計測が可能となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *トモグラフィー ,  弾性波 ,  インフラストラクチャー ,  *音響検査 ,  *非破壊検査 ,  性能評価 ,  健全性 ,  画像技術 ,  線 ,  *打音検査 ,  *弾性波トモグラフィー
準シソーラス用語： 健全性評価 ,  走査線

分類 (1件)： 構造設計一般  (RA04010E)

引用文献 (5件)：

• 桃木昌平, 祭華堅, 塩谷智基, 小林義和, 宮永孝志 : 三次元弾性波トモグラフィによるコンクリート構造物の健全性評価, 構造工学論文集, Vol.57A, pp.959-966, 2011.3
• Hwakian, C., Aggelis, D., Shohei, M., Yoshikazu, K., Tomoki, S.,: Single-side access tomography for evaluating interior defect of concrete, Construction and Building Materials, pp.2411-2418, 2010.4
• 石田毅 : 岩盤破壊音の科学, 近未来社, pp.80-86, 1999.5
• 桃木昌平, 小林義和, 塩谷智基 : インフラアセットモニタリングのための AE トモグラフィの開発~その 1 アルゴリズム構築~, 第 19 回アコースティック・エミッション総合コンファレンス論文集, pp.57-60, 2013.12
• 辰巳安良, 佐藤忠信 : 地震波の因果性を用いた.1979 Imperial Valley 地震の多重震源解析, 土木学会論文集, 第 380 号/1-7, pp.475-484・1987.4

タイトルに関連する用語 (4件)： 打音検査 ,  弾性波トモグラフィ ,  計測 ,  開発