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J-GLOBAL ID:201502283951990125   整理番号:15A0513837

貝類中のウイルス浄化の動力学に関する数学的モデル:消費者のために危険性を推定する有用なツール

Mathematical model for viral depuration kinetics in shellfish: An useful tool to estimate the risk for the consumers
著者 (3件):
資料名:
巻: 49  ページ: 220-225  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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貝類から腸内ウイルスを浄化する過程は,軟体動物,そして/または,ウイルスの種の生物学的性質による影響を受ける可能性がある複雑な生物学的過程である。過去の実験データを用いて,浄化過程におけるウイルス除去の動力学を特徴付ける数学的モデルを開発した。実験データとして,ヒトノロウイルスの代用品としてHAVまたはMNV-1を事前に生物濃縮させておいたアサリ(Venerupis philippinarum)とムラサキイガイ(Mytilus galloprovincialis)それぞれ60kgを7日間,実験的なシステムで浄化した20件の試験のデータを用いた。ウイルスの残留量は浄化に伴って減少するが,プロセスの終わりまで残るものもあり,水洗されやすいウイルスの分解,および,水洗できないウイルスの残存が示唆された。本モデルにより,二枚貝および特定のウイルスの種の特性による比ろ過率から,任意の浄化時間におけるウイルス残留量を予測する一般方程式が得られた。本数学的モデルは,浄化された貝類の安全を判断するための定量的リスクアセスメント計算と組み合わせることができ,貝類生産者だけではなく公共の保健機関にとっても非常に有用であると考えられた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の汚染  ,  動物性水産食品  ,  数値解析,近似法  ,  異種生物間相互作用 

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