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J-GLOBAL ID:201502285305550136   整理番号:15A0314168

電気紡糸ゼイン繊維の物理化学的性質に対する溶媒とn-3リッチ魚油の効果

Effects of solvent and n-3 rich fish oil on physicochemical properties of electrospun zein fibres
著者 (2件):
資料名:
巻: 46  ページ: 191-200  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ω-3不飽和脂肪酸は心臓血管と脳血管不定愁訴の予防と関係している。しかし,それらの酸化と強いフレーバーに対する感受性により,それらの脂肪酸の利用は食品と栄養補助食品応用におけるハードルであった。本稿では,電界紡糸方法を開発してゼイン繊維中に30%(w/w)までの魚油をカプセル封入した。エタノール水溶液とイソプロパノール溶媒のゼイン繊維の可溶性に対する効果,および高分子溶液の粘性,電気伝導度,および表面張力に対する効果を調べた。両溶媒中で調整した高分子溶液はずり流動化挙動を示し,エタノール溶液はイソプロパノール溶液と比較して全処理中で最高の見かけの粘性を示した。さらに,電気伝導率はゼイン溶液中の魚油の積込濃度の増加とともに有意に(p<0.05)減少した。走査電子顕微鏡法により70%(w/w)エタノールから調整した電気紡糸ゼイン繊維がリボン状モルフォロジーをもち,イソプロパノール溶媒から調整したそれはビーズ状繊維を形成したことを示した。さらに,これらの繊維の平均直径は魚油積込に比例して増加した。電気紡糸ゼイン繊維に対する全反射減衰Fourier変換赤外分光法により,水性エタノール溶媒と魚油の添加がαヘリックス蛋白質二次構造の形成を促進させ,一方イソプロパノールは分子間と分子内のβシート蛋白質構造を促進させることを示した。これらの超極薄ゼイン繊維の電気紡糸繊維に対する高分子溶液の性質の効果と潜在的実用化を論じた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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食品蛋白質  ,  紡糸・製糸一般  ,  食用油脂,マーガリン  ,  反応に及ぼすその他の効果  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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