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J-GLOBAL ID:201502288652522346   整理番号:15A0084624

トンネル結合ワイヤーを使ったAharonov-Bohm干渉測定

Aharonov-Bohm interferometry with a tunnelcoupled wire
著者 (9件):
資料名:
巻: 16  号: Aug  ページ: 083015 (WEB ONLY)  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: U7017A  ISSN: 1367-2630  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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操作可能なフライイングキュービットを実証するために,Aharonov-Bohm(AB)干渉計と2つの結合チャンネルを通した電子輸送に関する実験(Yamamotoら,2012 Nature Nanotechnology 7 247)が最近行行われている。その結果には,強および弱チャンネル間結合のそれぞれに対して,磁束で変化する2つの流出電流の同相および逆相のAB振動が含まれていた。本論文では,2つの出ていくワイヤー間にトンネル結合をもつ3終端干渉計に対する新しい実験結果を報告した。ある極限において,この系は2スリット実験のずっと簡単な実現化であることを示した。実験装置を模擬した簡単な強結合の理論模型も提示した。弱いチャンネル間結合では,デバイスから反射される電流でのAB振動は非常に小さく,出ていく2つの電流での振動は互いに相殺しなければならないので,結合領域の長さに関係なく逆相挙動が生じた。2つの結合ワイヤー内での強結合方程式は形式上,それぞれの電子エネルギーに対して4つの解をもつ。逆相領域でこれらのすべての解は波動的で,ワイヤー方向の距離とともに振動した。ワイヤー間の結合が増大するにつれて,これらの解の2つはエバネッセントになり,それらの振幅は電子がワイヤー内で運動するにつれて減衰した。この領域で,残りの2つの進行波の振幅は互いに比例し,その比率は実際に磁束に依存した。結果として,2つの出ていく電流は互いに比例し,同相挙動が生じた。より結合が大きくなると,すべての解がエバネッセントで,出ていく電流は非常に小さくなった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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量子力学一般 
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