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J-GLOBAL ID：201502289804218059   整理番号：15A0643838

実験および計算法を用いたドープされたジルコニアの結晶及び局所構造におけるアニーリング効果

Effect of Annealing on Crystal and Local Structures of Doped Zirconia Using Experimental and Computational Methods

著者 (10件)： ITOH Takanori (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  MORI Masashi (Central Res. Inst. of Electric Power Ind., Kanagawa, JPN) ,  INUKAI Manabu (Nagoya Inst. of Technol., Aichi, JPN) ,  NITANI Hiroaki (High Energy Accelerator Res. Organization, Ibaraki, JPN) ,  YAMAMOTO Takashi (Univ. Tokushima, Tokushima, JPN) ,  MIYANAGA Takafumi (Hirosaki Univ., Aomori, JPN) ,  IGAWA Naoki (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  KITAMURA Naoto (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  ISHIDA Naoya (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  IDEMOTO Yasushi (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 119  号： 16  ページ： 8447-8458  発行年： 2015年04月23日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高酸化物イオン導電性(σO₂^-)及び化学的・物理的安定を持つことから,固体酸化物燃料電池の電解質材料として期待されるドープジルコニアの,耐久性向上因子を明らかにするために,アニーリング過程における結晶および局所構造の変化について調べた。キャラクタリゼーションに,放射光X線回折(SR-XRD),中性子回折(ND),X線吸収(XAFS)を行い,さらに,第一原理計算(FPCs)および最大エントロピー法(MEM)も行った。ドープジルコニアには,共沈法で合成した8YSZ(イットリアドープジルコニア) および10SSZ(セリウムドープジルコニア)を用いた。その結果,10SSZでは,酸化物サイトの歪みのために,アニーリング過程でσO₂^-を維持し,8YSZでは,Zrおよび酸化物イオンが安定位置に移動したためにσO₂^-が劣化することを見出した。

シソーラス用語： *固体酸化物燃料電池 ,  *イオン伝導 ,  *導体 ,  *ドーピング ,  *酸化ジルコニウム ,  構造 ,  *熱処理 ,  結晶構造 ,  計算 ,  セラミック ,  酸化イットリウム ,  酸化セリウム ,  酸化スカンジウム ,  最大エントロピー法 ,  YSZ【セラミック】 ,  *アニーリング効果 ,  局所構造 ,  *酸化物イオン伝導体 ,  第一原理計算

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  固体中の拡散一般  (BL06021L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 実験 ,  計算法 ,  ドープ ,  ジルコニア ,  結晶 ,  局所構造 ,  アニーリング効果