文献
J-GLOBAL ID:201502295376212334   整理番号:15A0539632

化学浴析出酸化チタンを含む逆転ポリマー太陽電池に見られる光浸潤効果の機構的考察

Mechanistic Investigation into the Light Soaking Effect Observed in Inverted Polymer Solar Cells Containing Chemical Bath Deposited Titanium Oxide
著者 (9件):
資料名:
巻: 119  号: 10  ページ: 5274-5280  発行年: 2015年03月12日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ゾル-ゲル法や化学浴析出法による酸化チタン膜を含む有機太陽電池は光照射を続けると効率が上昇することがあり,これを光浸潤効果という。この薄膜多層構造の電気物性を知るには交流インピーダンス分光法(IS)が適し,層内の電荷蓄積の実態を知るには電子スピン共鳴(ESR)が適する。酸化チタン層が化学浴析出法で作成し150°Cで乾燥したものと,450°Cで熱処理したアナターゼである点のみが異なる,ガラス/ITO/酸化チタン/P3HT:PCBM/PEDOT:PSS/Au逆転ポリマー太陽電池では前者には光浸潤効果があり,後者には無かった。素子中のP3HT+ラジカルの数をESR測定により調べたところ,前者では光照射時間とともに増加したが,後者では照射開始直後にわずかに増加したのみだった。ISによるとこの2つの素子の差はP3HT:PCBM層の抵抗が前者で大きいことにあり,これは前者の層内の光キャリアの濃度が後者よりよりかなり少ないためである。従って,光浸潤効果は酸化チタン/P3HT:PCBM界面近くの酸化チタン側の電荷再結合中心によると考えられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電池一般  ,  光伝導,光起電力  ,  光化学一般  ,  塩基,金属酸化物 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る