特許
J-GLOBAL ID:201503000687650348
波長変換素子および光周波数コム発生装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-079779
公開番号(公開出願番号):特開2015-200800
出願日: 2014年04月08日
公開日(公表日): 2015年11月12日
要約:
【課題】本発明は、非線形光学媒質からなる波長変換素子とそれを用いた光周波数コム発生装置に関し、安定した光周波数コムを発生させることを目的とする。【解決手段】本発明は、第1及び第2の分極反転領域を備えた二次非線形光学媒質からなる波長変換素子であって、第1の分極反転領域は1オクターブ未満の広がりをもった光周波数コムに含まれる光周波数f1、f2、f3の光に対して、第2高調波発生によりf1の光を2f1の第1の変換光に変換し、第2高調波発生によりf3の光を2f3の第2の変換光に変換し、f2の光と第1の変換光との和周波発生により2f1+f2の第3の変換光に変換するようにΛ1が設定され、第2の分極反転領域は光周波数コム中の光の第2高調波発生により発生した第2高調波の波長が第3の変換光の帯域内に存在するようにΛ2が設定されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
第1の分極反転周期Λ1を有する第1の分極反転領域と、第2の分極反転周期Λ2を有する第2の分極反転領域とを備えた二次非線形光学媒質からなる波長変換素子であって、
前記第1の分極反転領域は、30dB幅として1オクターブ未満の広がりをもった光周波数コムを入力し、前記光周波数コムに含まれる光周波数f1、f2、f3の光に対して、
1次の擬似位相整合条件により、前記光周波数コムに含まれる光周波数f1の光を第2高調波発生により光周波数2f1の第1の変換光に変換し、
3次の擬似位相整合条件により、前記光周波数コムに含まれる光周波数f3の光を第2高調波発生により光周波数2f3の第2の変換光に変換し、
3次の擬似位相整合条件により、前記光周波数コムに含まれる光周波数f2の光と前記第1の変換光との和周波発生により光周波数2f1+f2の第3の変換光に変換する
ように、前記第1の分極反転周期Λ1が設定され、
前記第2の分極反転領域は、少なくとも前記第1の分極反転領域を透過した前記光周波数コムを入力し、前記光周波数コム中の光が1次の擬似位相整合条件により第2高調波発生を起こし、当該第2高調波の波長が前記第1の分極反転領域で発生した前記第3の変換光の帯域内に存在するように、前記第2の分極反転周期Λ2が設定されていることを特徴とする波長変換素子。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
2K102AA02
, 2K102AA06
, 2K102AA07
, 2K102AA08
, 2K102AA33
, 2K102BA18
, 2K102BA19
, 2K102BB02
, 2K102BB03
, 2K102BC02
, 2K102CA20
, 2K102CA26
, 2K102DA01
, 2K102DA04
, 2K102DA06
, 2K102DA10
, 2K102DA20
, 2K102DD05
, 2K102EA25
, 2K102EB20
, 2K102EB22
引用特許:
審査官引用 (2件)
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自己参照干渉装置および方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-183852
出願人:日本電信電話株式会社
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波長変換素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-131396
出願人:日本電信電話株式会社
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