特許
J-GLOBAL ID:201503001213697650
回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-038325
公開番号(公開出願番号):特開2015-161389
出願日: 2014年02月28日
公開日(公表日): 2015年09月07日
要約:
【課題】キャップ19aによる密封性を十分に確保できる構造を実現する。【解決手段】合成樹脂製で有底円筒状のキャップ本体20aを構成するキャップ円筒部22aの内径側に、非磁性材製で有底円筒状の嵌合芯金44が固定された状態で、前記キャップ本体20aのキャップ底部23aに形成された貫通孔25aの軸方向外端開口部を、前記嵌合芯金44の芯金底部48の軸方向内側面により塞ぐ。そして、この嵌合芯金44の芯金円筒部47の外周面を、外輪2の軸方向内端部内周面に直接内嵌固定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、
外周面に複列の内輪軌道を有し、この外輪の内径側にこの外輪と同心に支持され、外周面のうちでこの外輪の軸方向外端部よりも軸方向外方に突出した部分に車輪を支持する為の回転側フランジを設けたハブと、
前記両外輪軌道と前記両内輪軌道との間に、両列毎に複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、
軸方向内側面の磁気特性を円周方向に関して交互に変化させて成り、前記ハブの軸方向内端部にこのハブと同心に支持された、円環状のエンコーダと、
前記外輪の軸方向内端部に装着されて、この外輪の軸方向内端開口部を塞いだキャップと、
前記エンコーダの被検出面に対向した状態で、このエンコーダの被検出面の特性変化に対応して出力信号を変化させるセンサと、このセンサを保持し、前記キャップのうちで軸方向に関して前記エンコーダと対向する部分に支持されたセンサ保持部及びこのセンサ保持部の基端部に設けられて、前記キャップの軸方向内側面に結合固定されるセンサ取付フランジ部とを有するセンサホルダとを備えたセンサユニットと、
を備えた回転速度検出装置付転がり軸受ユニットであって、
前記キャップが、キャップ本体と、嵌合芯金と、取付用ナットとを有し、
このうちのキャップ本体は、全体が合成樹脂製であり、キャプ円筒部とキャップ底部とから成る有底円筒状に形成され、このキャップ底部のうちの軸方向に関して前記エンコーダと対向する部分に、貫通孔が形成されており、
前記嵌合芯金は、全体が非磁性材製であり、芯金円筒部と芯金底部とから成る有底円筒状に形成され、軸方向外方に開口した状態、且つこの芯金底部により、前記貫通孔の軸方向外端開口部を塞いだ状態で、前記キャップ円筒部の内径側に固定されており、
前記取付用ナットは、前記キャップ本体の軸方向内側面に開口した状態で、このキャップ本体にモールドされており、前記センサ保持部を前記貫通孔の内側に挿入した状態で、前記センサ取付フランジ部の通孔を挿通したボルトを螺合する為のものであり、
前記キャップは、前記嵌合芯金の芯金円筒部が、前記外輪の軸方向内端部に内嵌固定された状態で、前記外輪の軸方向内端部に組み付けられている事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (3件):
F16C 33/76
, F16C 41/00
, F16C 19/18
FI (3件):
F16C33/76 A
, F16C41/00
, F16C19/18
Fターム (24件):
3J016AA01
, 3J016BA02
, 3J016CA03
, 3J217JA02
, 3J217JA13
, 3J217JA24
, 3J217JA34
, 3J217JA44
, 3J217JB14
, 3J217JB17
, 3J217JB34
, 3J217JB64
, 3J217JB85
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701BA73
, 3J701DA09
, 3J701EA02
, 3J701EA06
, 3J701FA13
, 3J701GA03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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回転速度検出装置付き車輪用軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-255554
出願人:NTN株式会社
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車輪用軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-092444
出願人:NTN株式会社
-
転がり軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-248569
出願人:光洋精工株式会社
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