特許
J-GLOBAL ID:201503001579253044

難燃性ポリエステル繊維織物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-238735
公開番号(公開出願番号):特開2015-098659
出願日: 2013年11月19日
公開日(公表日): 2015年05月28日
要約:
【課題】 本発明は、難燃性ポリエステル繊維と非難燃ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクターを規定することによって、難燃性に優れ、かつ後加工法による難燃剤を使用しないことにより環境への負荷が少なく、非難燃性ポリエステル繊維を併用することによって、優れた意匠性を有する難燃性ポリエステル繊維織物を提供する。【解決手段】 本発明の難燃性ポリエステル繊維織物は、リン化合物をリン原子換算として1000〜15000ppm含有する難燃性ポリエステル繊維と、非難燃性ポリエステル繊維からなる難燃性ポリエステル繊維織物であって、下記式(1)〜式(7)で示される、ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクターをともに満足する難燃性ポリエステル繊維織物である。(1)CFw1+CFf1>CFw2+CFf2(2)CFw1/(CFw1+CFw2)×100>20(3)CFf1/(CFf1+CFf2)×100>20(4)0≦((CFw1max-CFw1min)/CFw1max)×100≦80(5)0≦((CFf1max-CFf1min)/CFf1max)×100≦80(6)CFw1min>0(7)CFf1min>0【選択図】 なし
請求項(抜粋):
リン化合物をリン原子換算として1000〜15000ppm含有する難燃性ポリエステル繊維と、非難燃性ポリエステル繊維からなる難燃性ポリエステル繊維織物であって、下記式(1)〜式(7)をともに満足することを特徴とする難燃性ポリエステル繊維織物。 (1)CFw1+CFf1>CFw2+CFf2 (2)CFw1/(CFw1+CFw2)×100>20 (3)CFf1/(CFf1+CFf2)×100>20 (4)0≦((CFw1max-CFw1min)/CFw1max)×100≦80 (5)0≦((CFf1max-CFf1min)/CFf1max)×100≦80 (6)CFw1min>0 (7)CFf1min>0 ・CFw1:タテ方向の難燃性ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクター ・CFw2:タテ方向の非難燃性ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクター ・CFf1:ヨコ方向の難燃性ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクター ・CFf2:ヨコ方向の非難燃性ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクター ・CFw1max:タテ方向の難燃性ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクター最大値 ・CFw1min:タテ方向の難燃性ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクター最小値 ・CFf1max:ヨコ方向の難燃性ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクター最大値 ・CFf1min:ヨコ方向の難燃性ポリエステル繊維の織物に対するカバーファクター最小値 ただし、上記のカバーファクターは、下記式(8)〜式(11)で定義される。 (8)CFw1=Nw1×√Dw1 (9)CFw2=Nw2×√Dw2 (10)CFf1=Nf1×√Df1 (11)CFf2=Nf2×√Df2 ・Nw1:タテ方向の難燃性ポリエステル繊維の織密度(本/2.45cm) ・Dw1:タテ方向の難燃性ポリエステル繊維の総繊度(dtex) ・Nw2:タテ方向の非難燃性ポリエステル繊維の織密度(本/2.45cm) ・Dw2:タテ方向の非難燃性ポリエステル繊維の総繊度(dtex) ・Nw1:ヨコ方向の難燃性ポリエステル繊維の織密度(本/2.45cm) ・Dw1:ヨコ方向の難燃性ポリエステル繊維の総繊度(dtex) ・Nw2:ヨコ方向の非難燃性ポリエステル繊維の織密度(本/2.45cm) ・Dw2:ヨコ方向の非難燃性ポリエステル繊維の総繊度(dtex)
IPC (1件):
D03D 15/00
FI (3件):
D03D15/00 E ,  D03D15/00 D ,  D03D15/00 102Z
Fターム (9件):
4L048AA20 ,  4L048AA53 ,  4L048AA56 ,  4L048AC07 ,  4L048AC14 ,  4L048CA06 ,  4L048CA15 ,  4L048DA19 ,  4L048DA30
引用特許:
審査官引用 (6件)
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