特許
J-GLOBAL ID:201503002337410053
画像形成方法、及び、画像形成装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-270349
公開番号(公開出願番号):特開2015-125326
出願日: 2013年12月26日
公開日(公表日): 2015年07月06日
要約:
【課題】生化学的な現象及び/又は物理学的な現象が生じている生体試料中の部位の位置や生化学的な現象及び/又は物理学的な現象が生体試料の形状や構造に及ぼす影響を正確に把握することができる画像を形成する。【解決手段】位相分布を像強度分布に変換する顕微鏡で形成される生体試料の光学像を像コントラストを変化させながら取り込んで複数の画像を形成する(S1)。複数の画像に基づいて算出した生体試料の位相分布に対応する成分をそれ以外の成分で割って位相成分画像を形成する(S3)。位相成分画像を複数の周波数成分に分解する(S5)。屈折成分と構造成分に対して対応する光学的応答特性を用いてデコンボリューション処理を行い屈折成分と構造成分の位相分布を算出する(S7)。屈折成分と構造成分の位相分布を合成して生体試料の位相分布を算出し位相分布画像を形成する(S9)。位相分布画像と生体試料の生化学的な現象及び/又は物理学的な現象を可視化した画像を合成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
位相分布を像強度分布に変換する顕微鏡によって形成される生体試料の光学像を像コントラストを変化させながら取り込み、像コントラストの異なる複数枚の画像を形成する像コントラスト画像形成工程と、
前記複数枚の画像に基づいて前記生体試料の位相分布に対応する成分と前記生体試料の位相分布以外に対応する成分とを算出して、前記位相分布に対応する成分を前記生体試料の位相分布以外に対応する成分で割り算することで規格化された位相成分画像を形成する位相成分画像形成工程と、
前記位相成分画像を、画像の空間周波数により複数の周波数成分に分解する空間周波数分解工程と、
前記周波数成分の各々に対して各々に対応する光学的応答特性を用いてデコンボリューション処理を行い、前記生体試料の内部で屈折した光によって形成された屈折成分の位相分布と前記生体試料の内部の構造で回折した光によって形成された構造成分の位相分布を算出する位相分布算出工程と、
前記屈折成分の位相分布と前記構造成分の位相分布を合成して前記生体試料の位相分布を算出し、算出した前記生体試料の位相分布から位相分布画像を形成する生体試料の位相分布合成工程と、
前記位相分布合成工程で形成された前記生体試料の位相分布画像と、前記位相分布画像とは異なる方法で取得された前記生体試料の生化学的な現象及び/又は物理学的な現象を可視化した前記生体試料の画像とを合成する異種画像合成工程と、を有する
ことを特徴とする生体試料の画像形成方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (25件):
2G043AA03
, 2G043EA01
, 2G043FA01
, 2G043FA02
, 2G043GA02
, 2G043GA04
, 2G043GA08
, 2G043GB21
, 2G043HA01
, 2G043HA02
, 2G043HA07
, 2G043HA09
, 2G043JA01
, 2G043NA01
, 2H052AA05
, 2H052AA07
, 2H052AA09
, 2H052AB02
, 2H052AC14
, 2H052AC15
, 2H052AC34
, 2H052AD03
, 2H052AD18
, 2H052AF14
, 2H052AF25
引用特許:
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