特許
J-GLOBAL ID:201503002671528030
全原油改良のための統合沸騰床法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
田中 光雄
, 山田 卓二
, 森住 憲一
, 尼崎 匡
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-510472
公開番号(公開出願番号):特表2015-519435
出願日: 2013年05月03日
公開日(公表日): 2015年07月09日
要約:
全原油をフラッシュ直留蒸留液画分および大気残留物画分へフラッシュする、統合された沸騰床および水素化処理装置において供給された全原油フィードを品質改良するための系および方法が提供される。大気残留画分を沸騰床反応器において水素化処理するが、フラッシュ直留蒸留画分および沸騰床反応域から製造された生成物画分を固定床反応器において水素化処理する。水素化処理器からの残留物および沸騰床反応域からの未変換残留物画分を組み合わせて改良された合成石油を製造することができる。
請求項(抜粋):
金属、硫黄および窒素を含有する望ましくないヘテロ原子化合物の含有量を低減する原油フィードの品質改良法であって、
a.原油を加熱し、および加熱原油フィードをフラッシュしてフラッシュ直留蒸留画分および大気残留画分を製造する工程;
b.大気残留画分を沸騰床反応域において水素および沸騰床反応器触媒の存在下で水素化処理して沸騰床反応器流出物流を製造する工程、ここで、補充水素を必要に応じて導入する;
c.沸騰床反応器流出物を、水素を含有する水素化処理生成物、再生油流れおよび未変換残留物流れへ分離する工程;
d.固定床水素化処理域において水素を含有する水素化処理生成物流およびフラッシュ直留蒸留画分の組み合わせた流れを水素化処理触媒の存在下で水素化処理装置において水素化処理して水素化処理流出物を製造する工程、ここで、水素化処理生成物流からの水素は、水素化処理反応のための必要水素の少なくとも一部を形成する;
e.水素化処理流出物を分離して軽質ガス流および水素化処理蒸留物流を製造する工程;および
f.軽質ガス流を精製し、および精製軽質ガス流を沸騰床反応器へ水素化処理のための水素ガス源として再生する工程
を含む方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (21件):
4H129AA02
, 4H129CA01
, 4H129KA06
, 4H129KB03
, 4H129KC03Y
, 4H129KD15Y
, 4H129KD24Y
, 4H129LA10
, 4H129MA01
, 4H129MA03
, 4H129MA07
, 4H129MA08
, 4H129MA11
, 4H129MA12
, 4H129MB14B
, 4H129MB15B
, 4H129MB16B
, 4H129MB20A
, 4H129NA02
, 4H129NA21
, 4H129NA29
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
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7.2 The hydroconversion of residues
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