特許
J-GLOBAL ID:201503003300897039

α+β型チタン合金部材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 内藤 俊太 ,  田中 久喬 ,  香取 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-129653
公開番号(公開出願番号):特開2015-004100
出願日: 2013年06月20日
公開日(公表日): 2015年01月08日
要約:
【課題】比較的安価な合金組成からなるα+β型チタン合金を用いて、簡単な熱処理のみで、800MPa以上の引張強度、且つ、120GPa以上の高ヤング率を達成できるチタン合金部材およびその製造方法を提供する。【解決手段】質量%で、4.7%以上5.5%以下のAl、0.8%以上2.1%以下のFeを含有し、及び[O]eq=[O]+2.77[N]([O]と[N]は、各々、質量%で表される酸素、及び窒素の含有量)で表される酸素当量[O]eqが0.06%以上0.35%以下であり、α+β型チタン合金部材の主たる金属組織が針状組織且つ針状α粒の短軸方向の幅が10μm以下とすることで、ヤング率が120GPa以上140GPa以下、引張強度が800MPa以上のα+β型チタン合金部材とすることができる。これは、チタン合金をβ変態点以上の温度まで加熱した後、空冷相当以上の冷却速度で冷却することで達成することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、4.7%以上5.5%以下のAl、0.8%以上2.1%以下のFeを含有し、及び式(1)で表される酸素当量[O]eqが0.06%以上0.35%以下であり、残部チタン及び不可避的不純物からなるα+β型チタン合金部材であって、主たる金属組織が針状組織で且つ針状α粒の短軸方向の幅が10μm以下でヤング率が120GPa以上140GPa以下であることを特徴とする、引張強度が800MPa以上のα+β型チタン合金部材。 [O]eq=[O]+2.77[N] ----- 式(1) ここで、[O]と[N]は、各々、質量%で表される酸素、及び窒素の含有量である。
IPC (2件):
C22C 14/00 ,  C22F 1/18
FI (2件):
C22C14/00 Z ,  C22F1/18 H
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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