特許
J-GLOBAL ID:201503004219328565

油圧式オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎 ,  清水 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-163921
公開番号(公開出願番号):特開2015-031392
出願日: 2013年08月07日
公開日(公表日): 2015年02月16日
要約:
【課題】エンジンの通常運転時およびスタータ・ジェネレータでのエンジン始動時のそれぞれにおいて適正な張力をベルトに付与することができるようにした油圧式オートテンショナを提供することである。【解決手段】リーク隙間を流路抵抗の異なる第1および第2の二つのリークすきま21、22で形成し、ロッド5には流路抵抗の小さな一方の第1リークすきま21と圧力室6とを連通する連通路23を設け、その連通路23を前記第1チェックバルブ17より設定圧力が高くされた第2チェックバルブ25により開閉自在とする。エンジンの通常運転時、圧力室6のオイルを連通路23および流路抵抗の小さなリークすきま21からリザーバ室14にリークさせ、スタータ・ジェネレータでのエンジン始動時に、圧力室6のオイルを流路抵抗の大きなリークすきま22からリザーバ室14にリークさせて、それぞれにおいてベルトが適正な張力に保持されるようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
オイルが入れられた底付きシリンダの底面上にバルブスリーブを突設し、そのバルブスリーブの内部にロッドの下端部を摺動自在に挿入してバルブスリーブ内に圧力室を設け、前記ロッドの上部に設けられたばね座とシリンダの底面間に、シリンダとロッドを伸張する方向に付勢するリターンスプリングを組込み、前記シリンダの内周とバルブスリーブの外周間にリザーバ室を設け、前記シリンダの底部には、そのリザーバ室の下部と前記圧力室の下部を連通する油通路を形成し、前記バルブスリーブの下端部内に前記圧力室の圧力がリザーバ室内の圧力より高くなると閉鎖して圧力室と油通路の連通を遮断する第1チェックバルブを設け、前記ロッドに押込み力が負荷された際に第1チェックバルブを閉じ、圧力室内のオイルを微小なリーク流路からリザーバ室にリークさせて圧力室内のオイルによる油圧ダンパ作用によってロッドに負荷される押込み力を緩衝するようにした油圧式オートテンショナにおいて、 前記リーク流路が、第1リークすきまと、前記第1リークすきまよりも流路抵抗が大きい第2のリークすきまからなり、前記ロッドには第1リークすきまと圧力室とを連通する連通路を設け、その連通路を前記第1チェックバルブより設定圧力が高くされた第2チェックバルブにより開閉自在としたことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
IPC (1件):
F16H 7/12
FI (1件):
F16H7/12 A
Fターム (7件):
3J049AA01 ,  3J049BB05 ,  3J049BB13 ,  3J049BB23 ,  3J049BB26 ,  3J049BB35 ,  3J049CA03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る