特許
J-GLOBAL ID:200903044574877949

油圧式オートテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-111466
公開番号(公開出願番号):特開2009-264419
出願日: 2008年04月22日
公開日(公表日): 2009年11月12日
要約:
【課題】ベルトの過張力を防止する油圧式オートテンショナを提供する。【解決手段】シリンダ1内にスリーブ4を設け、スリーブ4内にロッド5を挿入して圧力室6を形成し、ロッド5の上部のばね座7とシリンダ1の内底面間にリターンスプリング8を組込み、伸張方向に付勢する。シリンダ1とスリーブ4間のリザーバ室13と圧力室6を連通する通路14にチェックバルブ15を設け、シリンダ1とロッド5の収縮時に、チェックバルブ15で通路14を閉じ、押込み力を緩衝する。ロッド5の圧力室6とリザーバ室13を連通する連通路16にリリーフバルブ20を組込み圧力室6内の変動圧力の上限値を一定としベルトの過張力を防止する。リリーフバルブ20の開放状態の弁体24とバルブシート22との間の隙間31を絞りとしてリリーフバルブ20の作動油入口側と作動油出口側とで大きな圧力差の発生を防止し、リリーフバルブ20の弁体24のバタツキを防止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
閉塞端を下部に有し、内部に作動油が充填されたシリンダ内に、その内底面から立ち上がるスリーブを設け、そのスリーブ内にロッドの下端部を摺動自在に挿入してスリーブ内に圧力室を形成し、前記ロッドの上部に設けられたばね座とシリンダの内底面間に、シリンダとロッドを伸張する方向に付勢するリターンスプリングを組込み、前記シリンダとスリーブ間に形成されたリザーバ室の上部開口を閉塞し、そのリザーバ室と前記圧力室を連通する通路に、圧力室の圧力がリザーバ室の圧力より高くなると通路を閉じるチェックバルブを設けた油圧式オートテンショナにおいて、 前記ロッドに圧力室とリザーバ室を連通する連通路を形成し、その連通路の圧力室側の端部に大径のバルブ嵌合孔を設け、そのバルブ嵌合孔内に圧力室内の圧力が設定圧力を超えた際に開放して圧力室と連通路を連通するリリーフバルブを組込み、そのリリーフバルブが、閉塞端を有し、その閉塞端がバルブ嵌合孔の閉塞端と対向する組込みとされた筒状のボディと、そのボディの開口端に嵌合されたバルブシートと、そのバルブシートに形成された弁孔をボディ内部から開閉する球形の弁体と、その弁体を弁孔に向けて付勢するバルブスプリングとからなり、前記ボディに弁体の開放状態でボディ内部と連通路を連通する通油孔が形成された構成とされ、前記弁体の開放状態において、前記リリーフバルブの内部またはリリーフバルブとバルブ嵌合孔間にリリーフバルブの作動油流入側と作動油流出側の圧力差を緩和する絞りを設けたことを特徴とする油圧式オートテンショナ。
IPC (1件):
F16H 7/12
FI (1件):
F16H7/12
Fターム (7件):
3J049AA01 ,  3J049BB13 ,  3J049BB26 ,  3J049BB35 ,  3J049BB37 ,  3J049BC03 ,  3J049CA03
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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