特許
J-GLOBAL ID:201503004643745940

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 大塚 康徳 ,  高柳 司郎 ,  大塚 康弘 ,  木村 秀二 ,  永川 行光
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-123166
公開番号(公開出願番号):特開2014-240687
特許番号:特許第5775113号
出願日: 2013年06月11日
公開日(公表日): 2014年12月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の変速段の中から車両の走行状態に応じて変速段を選択することにより、内燃機関からの駆動力について、選択した変速段に応じて変速させた駆動力を前記車両の駆動輪に伝達する自動変速機、の変速動作を制御する自動変速機の制御装置であって、 前記車両は、前記内燃機関のアイドル・ストップ制御が可能な車両であり、 前記自動変速機は、 前記内燃機関との間に設けられた発進機構と、 前記内燃機関の駆動力によって駆動される第1油圧ポンプと、 電動機によって駆動される第2油圧ポンプと、 サンギヤ,キャリア,リングギヤの回転要素を備えた複数の遊星歯車機構(P1,P2,P3,P4)と、 前記遊星歯車機構の回転要素を連結し、または固定する複数の係合機構であって、これら複数の係合機構と前記回転要素との係合の組合せによって前記自動変速機のための複数の変速段を確立させる複数の係合機構(C1,C2,C3,B1,B2,B3,F1)と、を具備し、 前記複数の係合要素のひとつが、前進段と後進段との間で、前記複数の遊星歯車機構のひとつの回転要素の回転許容方向の切換えを行う機械式係合機構(F1)であり、 前記制御装置は、 前記内燃機関の停止を許可するか否かを判断するアイドル・ストップ制御許可判断手段と、 前記アイドル・ストップ制御許可判断手段が前記内燃機関の停止を許可すると判断するときは、前記自動変速機の入力軸の回転を許容するとともに、前記自動変速機の出力軸が、前記車両が後退する方向の移動に相当する回転方向で、前記車両の車輪により回転させられる場合には、少なくとも前記機械式係合機構(F1)を含む前記複数の係合機構を、前記自動変速機の出力軸が前記自動変速機のケーシングに固定される、または後退防止するように設定する、係合制御手段と、を具備し、 前記複数の係合機構の係合組合せにおいて前記自動変速機が前進最低速段と後進段とを確立させる係合組合せのうち、共通する係合機構は、 前記機械式係合機構(F1)と、 前記機械式係合機構(F1)で固定される回転要素を備えた第1遊星歯車機構(P2)とは異なる第2遊星歯車機構(P4)の回転要素を固定する第1のブレーキ(B2)と、であり、 前記複数の係合機構は、 前記第1のブレーキ(B2)で固定される前記第2遊星歯車機構(P4)の前記回転要素と、前記第1遊星歯車機構(P2)に属する回転要素とを連結する第1のクラッチ(C2)を含み、 前記第1遊星歯車機構に属する回転要素とは、前記機械式係合機構(F1)で固定される回転要素以外で、かつ、前記自動変速機の出力軸に連結される回転要素以外の回転要素であり、 前記係合制御手段は、 前記前進最低段を確立させる係合組合せのうち、前記アイドル・ストップ制御で係合されない係合機構(B1)に、前記アイドル・ストップ制御実行中に、前記第2油圧ポンプからの油圧を供給すると共に、前記第2油圧ポンプからの油圧を前記係合機構(B1)が半係合する圧力に設定する、ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/02 ( 200 6.01) ,  F16H 61/686 ( 200 6.01) ,  F16H 63/50 ( 200 6.01) ,  F16H 3/66 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16H 61/02 ,  F16H 61/686 ,  F16H 63/50 ,  F16H 3/66 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-290570   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 特開昭62-128837
  • 自動変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-014189   出願人:本田技研工業株式会社
審査官引用 (3件)
  • 自動変速機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-290570   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • 特開昭62-128837
  • 自動変速機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-014189   出願人:本田技研工業株式会社

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