特許
J-GLOBAL ID:201503007630222106

車両用乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 下田 容一郎 ,  下田 憲雅 ,  住吉 勝彦 ,  瀧澤 匡則 ,  野崎 俊剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-160657
公開番号(公開出願番号):特開2015-030350
出願日: 2013年08月01日
公開日(公表日): 2015年02月16日
要約:
【課題】車両の前突時における、乗員の脚部全体への衝撃を吸収するとともに、乗員の腕部への衝撃も吸収することができること。【解決手段】ニーボルスター50は、湾曲部52の前端部で折れ曲がり、腕受け部30を矢印cのように押し上げる。膝部74が脚受け部53に当接すると、脛部73は矢印dのように前方に移動する。このとき、ニーボルスター50が、湾曲部52の前端部で折れ曲がることにより、脛受け部54が矢印eのように後方に移動する。脛受け部54は、脛部73を受け止めて、矢印fのように曲がりつつ脛部73に作用する荷重を吸収する。このように、本発明では、膝部74に作用する荷重のみならず、脛部73に作用する荷重も吸収することができる。一方、腕受け部30は、ニーボルスター50によって押し上げられ、インストルメントパネル15との係合が外れ、矢印gのように移動する。【選択図】図13
請求項(抜粋):
車両の前突時に乗員の脚部に作用する荷重を吸収するニーボルスターを、前記車両のインストルメントパネルの裏側に備えた車両用乗員保護装置において、 前記ニーボルスターは、前記インストルメントパネルの裏側で車幅方向に延びるメンバ部材から前記乗員の脚部に向かって延びるステイ部と、このステイ部の後端から上方に向かって湾曲する湾曲部と、この湾曲部の乗員側端部から上方に延び、前記脚部の荷重を受ける脚受け部とからなり、 前記ニーボルスターの上方に配置され、前記インストルメントパネルに係合される腕受け部を更に備え、 この腕受け部は、前記乗員の腕部の荷重を受けることが可能な部材であって、前記インストルメントパネルの少なくとも一部の機能を有しており、 前記脚受け部の上端部は、前記腕受け部に固定されることを特徴とする車両用乗員保護装置。
IPC (1件):
B60R 21/045
FI (1件):
B60R21/045 G
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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