特許
J-GLOBAL ID:201503007759643116
食品中の豚肉を検出する方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人川口國際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-165110
公開番号(公開出願番号):特開2015-057596
出願日: 2014年08月14日
公開日(公表日): 2015年03月26日
要約:
【課題】食品中に存在する豚肉を簡易かつ迅速に高感度で検出できる非破壊検出方法を提供する。【解決手段】食品試料を厚さ30〜200μmで準備し、又は食品試料を、そのままの状態を保っている状態で準備し、食品試料にレーザー光を照射してラマン分光装置によりラマンスペクトルを得、ラマンスペクトル中から所定の中心波数(ラマンシフト)a及びbのラマンバンドをそれぞれ選定し、ここで、中心波数aのラマンバンドは豚肉に特異的な結晶多形のラマンバンドであり、そして、中心波数bのラマンバンドは結晶状態にある脂肪に特異的なラマンバンドであり、食品試料中の脂肪が結晶状態にある温度において、判別式により、食品が豚肉を含むと判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
食品中の豚肉を検出する方法であって、
食品試料を厚さ30〜200μmで準備し、
当該食品試料にレーザー光を照射して、ラマン分光装置によりラマンスペクトルを得、
当該ラマンスペクトル中から所定の中心波数(ラマンシフト)a及びbのラマンバンドをそれぞれ選定し、ここで、中心波数aのラマンバンドは豚肉に特異的な結晶多形のラマンバンドであり、そして、中心波数bのラマンバンドは結晶状態にある脂肪に特異的なラマンバンドであり、
食品試料中の脂肪が結晶状態にある温度において、
以下の判別式
w = x - c
式中、cは豚とその他の食肉の畜種により求まる閾値であり、及び
xは食品試料中の脂肪細胞に含まれる脂肪の結晶に占めるβ ́型結晶多形の割合により求まる変数であって、
x=(1/r)×(Ia/Ib)であり、ここでIaは当該中心波数aのラマンバンドの強度であり、Ibは当該中心波数bのラマンバンドの強度であり、そして1/rはIaのIbに対する強度補正係数であって、かつrは0より大きい値である、を用いて、
w>0の場合には、食品が豚肉を含むと判定する、
方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (18件):
2G043AA04
, 2G043BA15
, 2G043CA07
, 2G043DA01
, 2G043DA05
, 2G043DA06
, 2G043EA03
, 2G043FA02
, 2G043FA06
, 2G043GA07
, 2G043GB02
, 2G043JA01
, 2G043KA01
, 2G043KA02
, 2G043KA09
, 2G043LA01
, 2G043NA01
, 2G043NA02
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る