特許
J-GLOBAL ID:201503008545933866

手術室用の蛍光撮像システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 勝沼 宏仁 ,  佐藤 泰和 ,  吉元 弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-507493
公開番号(公開出願番号):特表2015-520624
出願日: 2013年04月23日
公開日(公表日): 2015年07月23日
要約:
白色光を放射する手術室照明装置と蛍光撮像装置とを備える手術室用の蛍光撮像システム。この蛍光撮像装置は、600〜900nmの放射波長の範囲で、蛍光マーカーを励起するための励起放射線を放射するできる光源を備える。照明装置により放射される光は、蛍光マーカーの放射範囲を下回るカットオフ波長を有するローパスフィルタによってフィルタリングされる。それにもかかわらず、ローパスフィルタは、蛍光マーカーの放射範囲を上回る波長で減衰ピークまたは変動を示すことができる。検出器のフィルタによる減衰と照明装置のローパスフィルタによる減衰との積が少なくとも106倍の減衰をもたらす。
請求項(抜粋):
白色光を放射できる手術室照明装置(B)と蛍光撮像装置(I)とを備える手術室用の蛍光撮像システムであって、 前記蛍光撮像装置(I)は、 -600〜900nmの放射波長(LF)の範囲で、蛍光マーカーを励起するための励起放射線(LE)を放射できる光源(S)と、 -前記光源(S)による励起の作用下で、前記マーカーにより放射される蛍光放射線(LF)を検出するようにしてなる検出器(D)と、 -前記励起放射線(LE)を減衰させ、かつ前記マーカーにより放射される蛍光放射線(LF)の波長の範囲に含まれる波長を有する光子を前記検出器(D)へと透過させるようにしてなる前記検出器(D)のためのフィルタ(FD)と、 を備え、 前記照明装置(B)により放射される光は、前記蛍光マーカーの放射範囲(LF)を下回るカットオフ波長(λBmax)を有するローパスフィルタ(FB)によってフィルタリングされ、それにもかかわらず、前記ローパスフィルタ(FB)は、前記蛍光マーカーの放射範囲(LF)を上回る波長で減衰ピークまたは変動を示すことができる、蛍光撮像システムにおいて、 前記照明装置の前記ローパスフィルタの減衰ピークまたは変動がそれ以後で観察される波長を下回る上側カットオフ波長(λmax)から延びる波長範囲(ZD)において、前記検出器の前記フィルタ(FD)による減衰と前記照明装置の前記ローパスフィルタ(FB)による減衰との積が少なくとも106倍の減衰をもたらすことを特徴とする、蛍光撮像システム。
IPC (3件):
A61B 10/00 ,  A61B 19/00 ,  G01N 21/64
FI (4件):
A61B10/00 E ,  A61B19/00 504 ,  A61B19/00 505 ,  G01N21/64 F
Fターム (8件):
2G043AA03 ,  2G043DA02 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043FA02 ,  2G043JA02 ,  2G043KA02 ,  2G043LA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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