特許
J-GLOBAL ID:201503008881052428
標的タンパク質の細胞内導入剤、核酸及び標的タンパク質の細胞内導入方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
棚井 澄雄
, 大浪 一徳
, 三國 修
, 伏見 俊介
, 西澤 和純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-039644
公開番号(公開出願番号):特開2015-163056
出願日: 2014年02月28日
公開日(公表日): 2015年09月10日
要約:
【課題】細胞に対する毒性が低く、細胞内への標的タンパク質の導入効率が高く、標的タンパク質の細胞内導入後に、担体(細胞内導入剤)からの標的タンパク質の放出が容易な、標的タンパク質の細胞内導入剤、当該細胞内導入剤をコードする核酸及び当該細胞内導入剤を用いた標的タンパク質の細胞内導入方法の提供。【解決手段】式(1)のアミノ酸配列からなるポリペプチド又はその変異体からなる標的タンパク質の細胞内導入剤、当該細胞内導入剤をコードする核酸及び当該細胞内導入剤を用いた標的タンパク質の細胞内導入方法。アミノ酸配列:Xn-Y-Z...(1)(X、Y、Zは各々独立に特定のアミノ酸配列を示し、nは1〜8の整数)【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の(a)又は(b)のアミノ酸配列からなるポリペプチドからなる標的タンパク質の細胞内導入剤。
(a)下記式(1):
Xn-Y-Z ...(1)
(式中、Xは配列番号1のアミノ酸配列を示し、Yは配列番号2〜5のアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を示し、Zは配列番号6〜9のアミノ酸配列からなる群より選択されるアミノ酸配列を示し、nは1〜8の整数である。)のアミノ酸配列、
(b)前記(a)のアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列であって、かつ下記式(2):
[(X’n-Y’-Z’)3]2 ...(2)
(式中、X’、Y’、Z’は、それぞれ、前記式(1)のX、Y、Zで示されるアミノ酸配列において、0個以上のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列を示す。)で示されるポリペプチド複合体が細胞内移行活性を有する、アミノ酸配列。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (12件):
4B024AA01
, 4B024AA20
, 4B024CA04
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA17
, 4H045BA10
, 4H045BA41
, 4H045CA01
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用文献:
審査官引用 (4件)
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Small, 2010, Vol.6, No.17, p.1873-1879
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日本化学会第93春季年会(2013)講演予稿集IV, 2013, p.1308, 2 E3-13
-
Dalton Transactions, 2012, Vol.41, p.11424-11427
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