特許
J-GLOBAL ID:201503008925186532

熱電発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 有我 軍一郎 ,  有我 栄一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-027575
公開番号(公開出願番号):特開2015-154640
出願日: 2014年02月17日
公開日(公表日): 2015年08月24日
要約:
【課題】構造や組付けの複雑化を招くことなく高温側と低温側の部材間に大きな熱応力や熱歪が発生するのを有効に抑制でき、小型化・高効率化の容易な熱電発電装置を提供する。【解決手段】熱電発電ユニット13は、冷却水通路31を形成する内側の筒状伝熱部材32と、それを取り囲む外側の筒状伝熱部材33と、両筒状伝熱部材32、33の間に介装された熱電素子モジュール35とを含んで構成され、内側の筒状伝熱部材32およびケース11のうち少なくとも一方に、ケース11に対する内側の筒状伝熱部材32の伸縮を吸収する可撓部55が設けられるとともに、ケース11には、外側の筒状伝熱部材33の少なくとも一端部を軸方向に摺動可能に支持する耐熱弾性リング56が設けられ、内側の筒状伝熱部材32およびケース11が、耐熱弾性リング56による摺動支持部より熱電発電ユニット13の外方側で気密的に結合されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高温側の熱媒体を通す一方の熱媒体通路を有するケースと、内周側に低温側の熱媒体を通す他方の熱媒体通路を形成する筒状の熱電発電ユニットと、を備え、前記熱電発電ユニットが、前記一方の熱媒体通路中に前記高温側の熱媒体の流れ方向に対し略直交するよう前記ケースに支持される熱電発電装置であって、 前記熱電発電ユニットは、前記他方の流体通路を形成する内側の筒状伝熱部材と、前記内側の筒状伝熱部材を取り囲む外側の筒状伝熱部材と、前記内側の筒状伝熱部材および前記外側の筒状伝熱部材の間に介装された複数の熱電素子を有する熱電素子モジュールとを含んで構成され、 前記内側の筒状伝熱部材および前記ケースのうち少なくとも一方側の部材に、前記ケースに対する前記内側の筒状伝熱部材の伸縮を弾性変形により吸収する可撓部が設けられるとともに、 前記ケースには、前記外側の筒状伝熱部材の少なくとも一方側の端部を軸方向に摺動可能に支持する摺動支持部が設けられ、 前記内側の筒状伝熱部材および前記ケースが、前記摺動支持部より前記熱電発電ユニットの外方側で気密的に結合されていることを特徴とする熱電発電装置。
IPC (4件):
H02N 11/00 ,  H01L 35/30 ,  H01L 35/32 ,  F01N 5/02
FI (4件):
H02N11/00 A ,  H01L35/30 ,  H01L35/32 Z ,  F01N5/02 J
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-303381
  • 熱電発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-008415   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 熱電変換システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-028765   出願人:一般財団法人電力中央研究所, 日立化成株式会社

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