特許
J-GLOBAL ID:201503009229017145

車両用電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 友雄 ,  新井 孝治 ,  毛利 弘人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-265231
公開番号(公開出願番号):特開2015-122871
出願日: 2013年12月24日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
【課題】電動機の駆動/制動状態の切替時におけるギヤのバックラッシュ詰まりに起因するショックや振動などの不具合を抑制できる車両用電動機の制御装置を提供する。【解決手段】本発明の制御装置では、モータ回転数NMOTLと、リヤモータ41で制駆動される左後輪WRLの車輪回転数NWRLを検出し、リヤモータ41と左後輪WRLの間のギヤ比RGを用いて、車輪回転数NWRLをリヤモータ41の位置における後輪回転数換算値NWCONVに換算する(図7のステップ4)。リヤモータ41と左後輪WRLの間の動力伝達系のねじれ分に相当するねじれ分回転数NTORを算出する(ステップ2、3)。そして、モータ回転数NMOTLと後輪回転数換算値NWCONVの差と、ねじれ分回転数NTORに基づき、モータ要求トルクTRREQを補正することで、リヤモータ41の目標トルクTROBJを設定する(ステップ5〜9)。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
互いに噛み合う複数のギヤを有する動力伝達系を介して車両の車輪に機械的に連結され、前記動力伝達系を介して前記車輪を駆動又は制動する発電可能な電動機を制御する車両用電動機の制御装置であって、 前記動力伝達系よりも前記電動機側である所定の第1位置における回転速度を表す第1回転速度パラメータを取得する第1回転速度パラメータ取得手段と、 前記動力伝達系よりも前記車輪側である所定の第2位置における回転速度を表す第2回転速度パラメータを取得する第2回転速度パラメータ取得手段と、 前記取得された第1及び第2回転速度パラメータの一方を基準値とするとともに、前記複数のギヤのギヤ比に基づき、前記第1及び第2回転速度パラメータの他方を前記基準値を基準として換算した値を、換算値として算出する換算値算出手段と、 前記車輪を駆動又は制動する前記電動機の制駆動力を取得する制駆動力取得手段と、 該取得された電動機の制駆動力に基づき、前記第1位置と前記第2位置との間における前記動力伝達系のねじれ分に相当する回転速度パラメータを、ねじれ分相当値として算出するねじれ分相当値算出手段と、 前記基準値と前記算出された換算値との乖離度合、及び前記算出されたねじれ分相当値に基づいて、前記電動機を制御する電動機制御手段と、 を備えることを特徴とする車両用電動機の制御装置。
IPC (2件):
B60L 15/20 ,  H02P 29/00
FI (2件):
B60L15/20 L ,  H02P5/00 U
Fターム (16件):
5H125AA01 ,  5H125AB01 ,  5H125AC12 ,  5H125BA00 ,  5H125CA01 ,  5H125EE08 ,  5H125EE51 ,  5H125EE52 ,  5H501AA20 ,  5H501BB05 ,  5H501CC04 ,  5H501DD01 ,  5H501GG03 ,  5H501JJ26 ,  5H501LL01 ,  5H501LL32
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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