特許
J-GLOBAL ID：201503010676752624
すす排出量推定装置
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：
山田 強
, 日野 京子
, 松田 洋
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-267674
公開番号（公開出願番号）：特開2015-124622
出願日： 2013年12月25日
公開日（公表日）： 2015年07月06日
要約：
【課題】すすの排出量を精度良く推定することのできるすす排出量推定装置を提供する。【解決手段】燃料の燃焼時に生じるすすの排出量を推定するすす排出量推定装置30であって、燃焼室14内の圧力を検出する圧力センサ43と、燃料の運動量が燃料と燃焼室14内のガスとの混合気の運動量として保存されることに基づいて、機関10のクランク角度に対する燃料の噴射方向への到達距離を推定する到達距離推定手段と、圧力センサ43により検出された圧力に基づいて、クランク角度に対する燃料の燃焼による熱発生率を推定する熱発生率推定手段と、クランク角度に対する混合気の酸素濃度を推定する酸素濃度推定手段と、推定された到達距離と、推定された酸素濃度とに基づいて、クランク角度に対する混合気の混合比を推定する混合比推定手段と、推定された熱発生率と、推定された混合比とに基づいて、すすの排出量を推定する排出量推定手段と、を備える。【選択図】 図1
請求項（抜粋）：
燃料噴射弁(24)の噴射孔(24a)から内燃機関(10)の燃焼室(14)内に噴射される燃料の燃焼時に生じるすすの排出量を推定するすす排出量推定装置(30)であって、
前記燃焼室内の圧力を検出する圧力センサ(43)と、
前記噴射孔から噴射された燃料の運動量が前記燃料と前記燃焼室内のガスとの混合気の運動量として保存されることに基づいて、前記機関のクランク角度(θ)に対する前記燃料の噴射方向への到達距離(x(θ))を推定する到達距離推定手段と、
前記圧力センサにより検出された前記圧力に基づいて、前記クランク角度に対する前記燃料の燃焼による熱発生率(ROHR(θ))を推定する熱発生率推定手段と、
前記クランク角度に対する前記混合気の酸素濃度(Co2(θ))を推定する酸素濃度推定手段と、
前記到達距離推定手段により推定された前記到達距離と、前記酸素濃度推定手段により推定された前記酸素濃度とに基づいて、前記クランク角度に対する前記混合気の混合比(φ(θ))を推定する混合比推定手段と、
前記熱発生率推定手段により推定された前記熱発生率と、前記混合比推定手段により推定された前記混合比とに基づいて、前記すすの排出量を推定する排出量推定手段と、
を備えることを特徴とするすす排出量推定装置。
IPC (1件)：
FI (3件)：
F02D45/00 368S
, F02D45/00 370B
, F02D45/00 372Z
3G384BA09
, 3G384DA62
, 3G384FA29Z
, 3G384FA37Z
, 3G384FA58Z
