特許
J-GLOBAL ID:201503011243290819
化石燃料燃焼発電設備の排気から窒素酸化物を還元する排気浄化装置と方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山口 巖
, 山本 浩
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-518926
公開番号(公開出願番号):特表2015-528737
出願日: 2013年05月21日
公開日(公表日): 2015年10月01日
要約:
本発明は、化石燃料燃焼発電所の排気(2)から窒素酸化物を還元する触媒排気浄化装置(1)に関する。触媒排気浄化装置(1)は、流れ方向(34)に伸びた加熱ガスダクト(3)と、加熱ガスダクト(3)内に設けられた反応チャンバ(4)とを有する。反応チャンバ(4)には、窒素酸化物NOxを還元して水H2O及び窒素N2を生成する第1還元反応器(5)と、流れ方向において第1還元反応器(5)の下流に接続され、一酸化窒素NOを酸化して二酸化窒素NO2を生成する酸化反応器(6)と、流れ方向において酸化反応器(6)の下流に接続され、窒素酸化物NOxを還元して水H2O及び窒素N2を生成する第2還元反応器(7)と、が配置される。本発明によれば、化石燃料燃焼発電所の排気における窒素酸化物NOxの還元が、高効率且つ小設置スペースで達成される。本発明は、燃焼プロセスの窒素酸化物含有排気(AG1)から窒素酸化物NOxを還元する方法にも関する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
燃焼プロセスから出る窒素酸化物含有排気(AG1)中の窒素酸化物NOxを還元する方法であって、
a) 前記排気(AG1)及び還元剤(R1)を第1反応プロセス(K1)で処理し、前記排気中に存在する窒素酸化物NOxの一部を、第1反応温度(T1)の選択触媒還元により水H2Oと窒素N2へ還元して、窒素酸化物還元内容物NOxを含む排気(AG2)を生成し、
b) 前記窒素酸化物還元内容物NOxを含む排気(AG2)に存在する一酸化窒素NOの一部を、第2反応プロセス(K2)において第2反応温度(T2)で酸素O2により二酸化窒素NO2へ酸化して、二酸化窒素NO2に対し一酸化窒素NOをある割合(V)含んだ排気(AG3)を生成し、
c) この排気(AG3)及び還元剤(R2)を第3反応プロセス(K3)で処理し、当該還元剤(R2)を用いた第3反応温度(T3)の急速選択触媒還元により一酸化窒素NO及び二酸化窒素NO2を水H2Oと窒素N2へ還元して、窒素酸化物NOxを実質含まない排気(AG4)を生成する、方法。
IPC (3件):
B01D 53/86
, F23J 15/00
, B01D 53/90
FI (3件):
B01D53/86 222
, F23J15/00 A
, B01D53/90
Fターム (26件):
3K070DA02
, 3K070DA14
, 3K070DA26
, 4D048AA06
, 4D048AB02
, 4D048AB06
, 4D048AC03
, 4D048AC04
, 4D048BA03Y
, 4D048BA07Y
, 4D048BA11Y
, 4D048BA23Y
, 4D048BA27Y
, 4D048BA30Y
, 4D048BA41Y
, 4D048CC32
, 4D048CC39
, 4D048CC46
, 4D048CC54
, 4D048CC61
, 4D048DA01
, 4D048DA02
, 4D048DA03
, 4D048DA05
, 4D048DA06
, 4D048DA10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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排気ガス浄化装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-119872
出願人:株式会社豊田自動織機
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特開平2-107315
-
排ガス脱硝方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-090215
出願人:川崎重工業株式会社
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