特許
J-GLOBAL ID:201503011508011577

太陽追尾装置及び太陽光利用システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  鈴木 英彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-046350
公開番号(公開出願番号):特開2015-171281
出願日: 2014年03月10日
公開日(公表日): 2015年09月28日
要約:
【課題】太陽光の強度が低い場合であっても安定して太陽追尾を行うこと等が可能な水素吸蔵合金を利用した太陽追尾装置を提供する。【解決手段】太陽追尾装置1は、太陽追尾部10と、支持部3と、連動部70とを備える。太陽追尾部10は、第1水素吸蔵合金21を収容する第1容器31と、第2水素吸蔵合金22を収容し、+X軸方向に沿って第1容器31と離間する第2容器32と、第1容器31と連通する第1圧力室61と、第2容器32と連通する第2圧力室62と、圧力室間の圧力差に起因して移動する移動部50と、第1容器31と第2容器32との間の壁部41と、を有する。連動部70は、上記圧力差が存在するとき、壁部41の先端41Sが、第1容器31と第2容器32のうち圧力が高い一方の容器の側へ移動するように、移動部50の移動を、太陽追尾部10の揺動軸8Xの周りの揺動運動に連動させる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
太陽光受光要素を固定することが可能な太陽追尾部と、 前記太陽追尾部を、第1方向に沿って延びる揺動軸の周りに揺動可能に支持する支持部と、 前記太陽追尾部と前記支持部との間に介在する連動部と、 を備える、太陽光受光要素の向きを太陽に追尾させるための太陽追尾装置であって、 前記太陽追尾部は、 第1水素吸蔵合金を収容する第1容器と、 第2水素吸蔵合金を収容し、前記第1方向と直交する第2方向に沿って前記第1容器と離間する第2容器と、 前記第1容器と連通する第1圧力室と、 前記第2容器と連通する第2圧力室と、 前記第1圧力室の一部及び前記第2圧力室の一部を規定し、前記第1圧力室内の圧力と前記第2圧力室内の圧力との圧力差に起因して移動する移動部であって、当該圧力差が存在するとき、前記第1圧力室と前記第2圧力室のうち圧力が高い一方の圧力室の容積を増加させると共に他方の圧力室の容積を減少させるように移動することにより、当該圧力差を減少又は解消させる移動部と、 前記第2方向における前記第1容器と前記第2容器との間に設けられ、前記第1方向及び前記第2方向の両方に直交する第3方向に沿って前記第1容器と前記第2容器よりも延びる壁部と、 を有し、 前記連動部は、前記圧力差が存在するとき、前記壁部の前記第3方向の先端が、前記第1容器と前記第2容器のうち圧力が高い一方の容器の側へ移動するように、前記移動部の移動を、前記太陽追尾部の前記揺動軸の周りの揺動運動に連動させる、太陽追尾装置。
IPC (1件):
H02S 20/32
FI (1件):
H02S20/32
引用特許:
出願人引用 (4件)
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