特許
J-GLOBAL ID:201503011667443348

車輪用軸受装置およびその外方部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-067993
公開番号(公開出願番号):特開2015-190557
出願日: 2014年03月28日
公開日(公表日): 2015年11月02日
要約:
【課題】車両の走行状態において、旋回時にモーメント荷重が負荷されても、外方部材の外側転走面の真円度を一定に維持し、長寿命化を図った車輪用軸受装置およびその外方部材の製造方法を提供する。【解決手段】外周にナックルに取り付けられる車体取付フランジ7を一体に有し、内周に複列の外側転走面2aが一体に形成された外方部材2を備えた第2乃至第4世代構造の車輪用軸受装置において、外方部材2の複列の外側転走面2aの形状が、水平方向に長径a、垂直方向に短径bとなる楕円形状に形成され、この楕円形状の長径aおよび短径bの関係が、0<2a-2b≦15μmの範囲になるように設定されている。これにより、旋回荷重が負荷された時に、適正な真円度形状に変形して、良好な走行状態を維持することができ、長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、 外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が設けられた内方部材と、 この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、を備えた車輪用軸受装置において、 前記外方部材の複列の外側転走面の形状が、水平方向に長径、垂直方向に短径となる楕円形状に形成されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (4件):
F16C 33/58 ,  B60B 35/02 ,  F16C 33/64 ,  F16C 19/18
FI (4件):
F16C33/58 ,  B60B35/02 L ,  F16C33/64 ,  F16C19/18
Fターム (14件):
3J701AA02 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA54 ,  3J701BA55 ,  3J701BA69 ,  3J701DA11 ,  3J701EA03 ,  3J701FA31 ,  3J701GA03 ,  3J701XB03 ,  3J701XB12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車輪用転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-110571   出願人:株式会社ジェイテクト
  • 軸受ユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-110123   出願人:日本精工株式会社

前のページに戻る