特許
J-GLOBAL ID:201503012819820083
内視鏡システム及びプロセッサ装置並びに作動方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-201273
公開番号(公開出願番号):特開2015-066050
出願日: 2013年09月27日
公開日(公表日): 2015年04月13日
要約:
【課題】血管の深さが分かるように、各層の血管を明るさの違いで表示する。【解決手段】紫色光Vと青色光Bを順次検体に照射する。紫色光Vの波長範囲380〜440nmでは、極表層血管VA及び表層血管VBの反射率が中層血管VCの反射率よりも小さい。青色光Bの波長範囲440〜480nmでは、中層血管VCの反射率は極表層血管VA及び表層血管VBの反射率よりも小さい。紫色光Vの照射時に得られるB1画像信号と、青色光Bの照射時に得られるB2画像信号とで、粘膜Mの明るさが等しくなるように、規格化する。規格化後のB1*、B2*画像信号間で差分処理することにより差分画像を得る。差分画像をB1画像信号に合成することにより、極表層血管VA及び表層血管VBがダウンエッジで、中層血管VCがアップエッジで分離して表示される特殊画像が得られる。【選択図】図14
請求項(抜粋):
特定深さに位置する第1血管の反射率が、前記第1血管よりも深い位置にある第2血管の反射率よりも小さい波長範囲を有する第1照明光と、前記第1血管の反射率が前記第2血管の反射率よりも大きい波長範囲を有する第2照明光とを、検体に向けて順次照射する光源部と、
前記第1照明光で照明された検体を撮像して第1画像を出力し、前記第2照明光で照明された検体を撮像して第2画像を出力する撮像センサと、
前記第1画像と前記第2画像とで前記検体の粘膜の明るさが等しくなるように、前記第1及び第2画像を規格化する規格化部と、
規格化後の第1及び第2画像間の差分処理により差分画像を取得する差分画像生成部と、
前記第1又は第2画像の少なくとも一方の画像に前記差分画像を合成して、前記第1及び第2血管のうち、一方を前記粘膜よりも値が小さいダウンエッジで表示し、他方を前記粘膜よりも値が大きいアップエッジで表示する特殊画像を生成する画像合成部とを備えることを特徴とする内視鏡システム。
IPC (3件):
A61B 1/04
, A61B 1/00
, A61B 1/06
FI (3件):
A61B1/04 370
, A61B1/00 300D
, A61B1/06 A
Fターム (9件):
4C161BB05
, 4C161QQ02
, 4C161QQ07
, 4C161RR14
, 4C161RR18
, 4C161SS23
, 4C161WW02
, 4C161WW04
, 4C161WW05
引用特許:
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