特許
J-GLOBAL ID:201503016246441231

観測情報処理装置、観測情報処理方法、及び観測情報処理プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大城 重信 ,  山田 益男 ,  藤本 信男 ,  重信 圭介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-257642
公開番号(公開出願番号):特開2015-114249
出願日: 2013年12月13日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
【課題】センサ視線方向に沿った観測対象の1次元の速度から、観測対象の2次元または3次元の速度を正確に推定する観測情報処理装置、観測情報処理方法、及び観測情報処理プログラムを提供すること。【解決手段】直交座標系の各格子点における速度ベクトルの全てを要素として含む第1ベクトルと、極座標系の各格子点における速度ベクトルの第1ベクトルを内包する領域全てを要素として含む第2ベクトルと、センサ視線方向の第1ベクトルを内包する領域全ての速度観測値を要素として含む第3ベクトルとを、座標変換行列および投影行列を用いて関連付けた所定の線型方程式に、線形逆問題解法を適用することにより、気象センサSによって取得したセンサ視線方向に沿った観測対象の1次元の速度から、2次元または3次元の速度を推定する速度推定部30を有する観測情報処理装置10。【選択図】図1
請求項(抜粋):
気象センサによって取得した観測情報を処理する観測情報処理装置であって、 所定の線型方程式に線形逆問題解法を適用することにより、前記気象センサによって取得したセンサ視線方向に沿った観測対象の1次元の速度から、2次元または3次元の速度を推定する速度推定部を有し、 前記所定の線型方程式は、 センサ観測領域内に規定した2次元または3次元の直交座標系の各格子点における2次元または3次元の速度ベクトルの全てを要素として含む第1ベクトルと、 前記気象センサの位置を基準とした2次元または3次元の極座標系の各格子点における2次元または3次元の速度ベクトルの前記第1ベクトルを内包する領域全てを要素として含む第2ベクトルと、 前記センサ視線方向の前記第1ベクトルを内包する領域全ての速度観測値を要素として含む第3ベクトルとを、 前記第1ベクトルと前記第2ベクトルとを関連付ける座標変換行列、および、前記第2ベクトルと前記第3ベクトルとを関連付ける投影行列を用いて関連付けたものであることを特徴とする観測情報処理装置。
IPC (1件):
G01W 1/14
FI (1件):
G01W1/14 E

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